女性の権利を認めない国々
いつもお世話になっている綾野つづみさんのページに「【映画感想文】アメリカで再び中絶が禁止され出している現在だから、みんなが知っておかなきゃいけない戦いの記録 - 『コール・ジェーン -女性たちの秘密の電話-』監督:フィリス・ナジー」という記事があり、考えさせられた。そこで、これを書いている。
結論から言うと、私自身は「人工中絶に賛成である」。でどうしてかだが、改めて女性の権利について考えたい。そして、本人が望まぬ妊娠や出産なら、それは女性の意向が第一であり。その胚芽は、女性に属するものだと思う。勿論、命として尊重されるべきではあるが、女性の意志や健康が優先されるべきと思う。
それにしても、中絶を禁止する国や地域は、何の理由でそうするのか疑問になり、調べた。というより、MSのcopilotに聞いてみた。
中絶を禁止する国や地域は、さまざまな理由でそのような法律を制定しています。以下に、中絶が禁止または制限されている国々とその理由をいくつか紹介します。
1. 完全に中絶が禁止されている国々:
アンドラとマルタ(ヨーロッパ)
エルサルバドルとホンジュラス(中央アメリカ)
セネガルとエジプト(アフリカ)
フィリピンとラオス(アジア)
これらの国々では、中絶が完全に禁止されており、約9000万人(5%)の生殖年齢の女性がこのような国々で暮らしています。エルサルバドルでは、厳格な法律が導入されており、流産の場合でも多くの女性が「重大な殺人罪」で有罪判決を受けています。近年、エルサルバドルでは中絶の制限緩和を求める運動が行われています。
2. 中絶への制限がある国々:
50カ国以上で、中絶は女性の健康が危険にさらされている場合にのみ許可されています。一部は身体的健康のみを含み、他の国々では精神的健康も含まれています。これにはリビア、イラン、インドネシア、ベネズエラ、ナイジェリアなどが含まれます.
3. 健康または治療目的で中絶を許可している国々:
これらの国々では、女性の健康を守るために中絶が許可されています。ポーランドもこのカテゴリに含まれ、カトリック教徒が多い国の一部です。ただし、近年、ポーランドでも中絶権利が制限されています.
これらの国々は、文化的な変化や政治的な動きと関連して、中絶の法的制約を決定しています。女性の権利と健康に関する議論は、国際的な問題であり、さまざまな視点から議論されています。
身近な女性、妻・姉妹・親族・恋人等が居れば、彼女たちの幸福や健康を第一に考えてみれば、自ずと結論が出ると思うが、上記1の国の女性達には同情を禁じえないし、そう決めている人々に憤懣を覚える。
ドラマの話で申し訳ないが、「北の国から」'92巣立ち でも純がタマコを妊娠させ、中絶し、菅原文太演じる叔父が、「誠意って何かね」「あんたの娘の螢さんが同じ目にあったらどうなのか本気で想像しろ!」と五郎と純に迫るシーンが思い出される。
そういう事だと思う。