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DUNE 砂の惑星 PART2/ドゥニ・ディドロ 映画館にて その1
先週DUNE 砂の惑星Part2を見てきた。ここで映画の話を書くのは初めてだが、その感想を書きたい。ネタバレは無いので、まだ見ていない方も大丈夫です、多分。
最初に結論から言うと、SFファンの自分でも十分満足できる内容だった。ある意味「ブレードランナー2049」よりも完成度は高い。
当然、砂漠でのシーンが多いわけだが、下手にCGを多用していない点が、良かったと思う。
前作もそうだが、どうしても1984年のデヴィッド・リンチ監督の「デューン」と比較してしまうし、あれを基準で見てしまうのだが、十分リンチ版を超えていると思う。そもそもあのリンチ版がダイジェストしすぎているのだが。
フランク・ハーバート原作の「デューン 砂の惑星」シリーズも実は2冊しか読んでいないが、あの悪趣味的未来がどう描かれているかというと、今回のPart2は綺麗すぎるとも言える。もう少し、汚れた世界観でも良かったような気もする。
と此処まで書いて、本棚にある「デューン 砂漠の救世主」を取り出した。
「デューン」シリーズは以下の大作で、全17冊になり、十分読み応えがある。そろそろ、森博嗣さんのMシリーズも読み終えそうだし、挑戦するのも有りだと思う。
フランク・ハーバート原作は下記の通り。
Dune (1965) 『デューン/砂の惑星 1 - 4』(のち『デューン 砂の惑星 新訳版 上中下』酒井昭伸訳 )
Dune Messiah (1969)『デューン/砂漠の救世主』(のち『デューン 砂漠の救世主 新訳版 上下』酒井昭伸訳 )
Children of Dune (1976) 『デューン/砂丘の子供たち 1 - 3』
God Emperor of Dune (1981) 『デューン/砂漠の神皇帝 1 - 3』
Heretics of Dune (1984) 『デューン/砂漠の異端者 1 - 3』
Chapterhouse : Dune (1985) 『デューン/砂丘の大聖堂 1 - 3』