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2022/12/02 私は全部見届けたい
5時半起床。3時半に目が覚めて、リビングに電気がついているので行くとオットがサッカーに向けて臨戦態勢だった。ああ見るのか、と思って寝る。
で、5時半に起きて見てみたらオットは寝室で寝ていて、リビングのテレビを付けたら試合途中。しかも勝っとるじゃあないの。もはや弁当どころではなくそのまま見てしまう。アディショナルタイムの長いこと。ひやひやしながら最後まで見届けた。
いやはやまたしてもジャイアントキリングでなんだこれ、と脱力。かくして息子1が前日弁当箱を出していなかったため、タッパ弁当かつ、サッカーで動揺して激しく手抜き弁当に。
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冷食と昨夜の肉じゃがが入ってる。作ったのは色違いのタコウインナーとだし巻きのみ。まあこんな日もある。しかし弁当箱が違うと途端に困っちゃう。
体調が微妙。楽団に復活してすぐなにかに感染したらしく、ずっとぐずぐずしている。もう10日もこんな調子。熱もなく鼻風邪とかそういうものだろうと思う。家から出るとわかりやすくこれで嫌になる。
私の持病は結局名がつかず、とにかく虚弱でよくなにかに感染する。ある時は難治性のうつ病、ある時は自律神経失調、ある時は身体表現性障害と言われてきたけれど、なんか調節とかそういう機能がそもそもぶっ壊れている気がする(ちなみに病気ではなく全て『甘え』だと断じられたこともある)。
個体差、個性なのだけれどほんと忌々しい。そしてポンコツの肉体に私のマインドが搭載されているからまたいけないのかもしれない。体は乗り物という認識が私のどこかで常にあって、それはあまり自然じゃないよな、と思う。違和感ははじめから違和感として生まれるのではなくて、不都合があるからたどり着くものなのかもしれない。
夕方オットは演奏会へ。シュターツカペラベルリン/ティーレマン指揮。元々はバレンボイムが指揮で来る予定だった演奏会。これは見ておけ、バレンボイムはもう最後かもしれないぞ、熊本にバレンボイム! と盛大にけしかけてオットと息子1にチケットを取らせたものの(息子は青少年育成のための事業の恩恵で無料だった)、当のバレンボイムは降板。私はけしかけたものの、バレンボイムがピアノなら行きたいけど指揮だし、ブラームス1番じゃないし、というわけで取らず。私は午後からずっと体調急降下。行く予定にして無くてよかった、と思った。そこからさらに駄目で少し眠って、起きて読み物して、少し回復した感じなれど陰惨な気分に。
帰宅したオットに様子を聞くとやはりオケと吹奏楽関係者・息子1の友人たちにたくさん会ったとのこと。バレンボイムと思って取った人も多かったんだろうなあ。こういう社交はオットには必要なことと思うし、楽しかったようなのでけしかけてよかった。
私は行かなくてよかった。音楽聞く気で行って社交したくない。そもそも誰かと一緒にそういう場に行くのが窮屈でならない。一人で向き合いたいし、感想とか共有したくない。私の感じたものは私だけがわかればいいから。そして、私が一番興味があるものはピアノで、ある意味三つ子の魂百までなのかも、と気づいた次第。
ついに、ここしばらくここにも書いていた、非常に不愉快な元知人に裁定。懲戒免職。全国向けの報道機関には実名も出た。現実社会は強者の味方に立ちがちで、それもあってうまいこと逃げ切るのだと思っていたその人がしっかりと裁かれたことに驚く。
今回処分されたのは、その人の職場周りで起こした件についてだけど、どこででもやらかしていて、私も被害を被った一人。非常に利己的な人で、自分にとって好ましくないものに対して巧妙にハラスメントする。好ましくないものの権利など一切考えないし、それに一切疑問はない。そういう人なので本人の、今回の処分について全てに反省しているわけではないとの発表にもやっぱりなあ、と納得。
自分の置かれた状況はとても良くないものと気づいたようで、しばらく前に自分に不利な報道をしないように要請し、とメディア各社に誓約書を書くようにつきつけたということも報道されていて、どこまでもこの人はこうなんだな、と思った。その立ち回りも処分が出たことで普通にサクッと無視されて実名報道されている。
私としては正義がどこにあろうと知ったこっちゃない。観察していくのみ。私は全部見届けたい。
今回のワールドカップで本田圭佑さんが言ってることに超納得。
今回のW杯で分かったこと。
— Keisuke Honda (@kskgroup2017) December 1, 2022
サッカーはプレーするより応援する方が緊張する。
サッカーだけじゃないです、と言いたい。私は自分の演奏では緊張しないけれど、息子1の演奏はものすごく緊張する。私が応援するのは息子たちのみ。それがわかったのは、自分が純粋にがんばれがんばれと思いを向ける対象を得てから。なってみないとわからないもの。