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2022/08/13 真夏の月

 変則的な家族のスケジュールが続く。そうではあるものの、だいたい私は早めに起きて体重を測り、薬を飲んでコーヒーを入れてから人の弁当を作る、というのがルーチン。

 弁当。

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 オットの家を出る時間を勘違いしていて、弁当おかず一品作れず。鶏の照焼きは無しでタレつけ唐揚げに。冷食万歳。卵焼きは海苔を巻き込んだもの。

 朝食は塩昆布おにぎりと焼いたソーセージ、キャベツときゅうりの浅漬風、シャインマスカット。

 ここのところ、早寝に凝っている。というか起きてても特になにもないなら寝ちまえ、と寝られるようになった。やっと体が長く眠れるようになってきた。体調が良くなってくるのはもう少し早寝をした先にある。

 昼頃、九州学院の試合。熊本の代表は息子1の学校ではないけれど、いつものように親戚の子たちぐらいの勢いで見る。今回、私の園児時代から高校まで同じ学校だった同級生の息子さんが出ている。どうも名前と顔でそうではないかと思っていたら、速やかにLINEで情報が回ってきた。みんな思ったらしい。野球部OBが自分の息子のように言っているので笑ってしまう。
 親子はこわい。息子さん、ものすごくお父さんに似ている。クローンレベルで似ている。親も野球部だったから格別だろうと思う。うちの子が吹部で九州大会に出るのはわけが違う(これもこれで十分嬉しいけれど)。

 懐かしい気持ちで試合を見た。試合は九学らしくボカスカ点を取って、相手チームに気の毒なことになってしまった。同級生の息子さんにも活躍するシーンがあって良かった。本当に似ていた。 

 お昼、ここのところ息子に家で作ったものを食べさせる回数が減っていたので昼は冷やし中華。買っておいたちょっと良いもの。これがダメだった。見るからに美味しそうな半生麺なのに、茹でたら食品サンプルか切れた輪ゴムで非常によろしくない。いつも買う地元メーカーのやっすいやつのほうが美味い。パッケージの見た目で全然判断できないから運任せの買物の結果。

 私は前夜の法事の仕出し弁当のお残りがメインで、超ミニ冷やし中華。見出し画像の。

 お盆で帰省中の水の事故の話が続く、とニュースがやっていた。風物詩みたいになってて嫌だと思う。

 あいかわらず、感染者数は多い。息子1と、やっぱり私たちはすでに気づかない間に感染しているのでは、といういつもの話とともに、家族でもし私だけが感染した時はもう予防なんて諦めるしか無いかもよ、という話をする。人混みに出ていかない、誰とも濃厚接触しない買物と通院しかしない私が感染するのなら、予防のしようはないと思うから。

 晩飯、昨日の法事のお弁当の残りとピーマン鶏もも肉炒め。
 寺である実家にいた頃、この時期は延々と法事のお弁当を食べていた。祖父はお盆のお経回りに行く。お構いなくということにしていても、地域柄なのか行った先で法事のお料理をいただいてくることが多かった。毎日いくつもいただく。これは仏様に対する真心だから決して粗末にしてはいけないし、気安くお寺の外の人にあげてはいけない、との号令の下、来る日も来る日も食べたもの。祖母もオードブル風にしたり工夫して盛り付けるものの、3人では限界があり、大変だったことを思い出す。

 このところ夜、お風呂に入る前に月を見るのがお決まりパターンになっているも、今日は月が見えず。時間なのか雲ゆきなのか。まるで炎のようなゆらめきまで背負っているかのような色合いの、いかにも暑苦しい月がとても良い。この季節のアンタレスの輝きと同じぐらい良い。

 体重が1kg多い状態で1ヶ月ほど推移している。ちょっと本格的に減らしておかないと、と思う。こないだお笑い「空気階段」の鈴木もぐらさんが股関節が悪いので手術をする、そのために70kgほど減量を、というニュースを見た。彼と私は多分同じ宿痾持ちと思われる。この病気は股関節に負担をかけないために体重は軽くと言われるもの。私も経過次第で手術と言われているので真面目にやらねばと思う。

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