2022/07/08 つけっぱなしのテレビから
なんだなんだ、と言いたくなるぐらい暑い。部屋も廊下も。最低気温が26.1℃。もう誰も熱帯夜で騒がなくなったなあ。
弁当。
回鍋肉弁当。真面目に肉とは別に野菜に火を通したりしていたら結構時間を使ってしまった。毎日がギリギリマスター。
やばい、俺の鶴見岳が。
大分で大学時代の4年を鶴見岳の麓で過ごした。真冬にワンゲルの企画で樹氷を見に行ったことも。お世話になった地学の教授が(私はギリギリまで専攻に迷って考古学と地学、どちらも取っていた)演習で、当時大変なことになっていた雲仙普賢岳のことから始まって、学校から見える鶴見岳について、「火砕流が出ないという理由はないし、出たらこの位置にいる私たちは逃げる間もなく死ぬのです」と噛みしめるようにおっしゃっていたことを思い出す。ニュース記事のコメント欄で「1キロ圏内に人は住んでいないから心配ない」と言っている人がいたけれど、それは甘いと思う。火山あんまりなめちゃだめ。
阿蘇山が爆発したりして入山規制が続くと観光が、経済が、早く再開を、とすぐ言われるけれど、それでいいのかといつも思う。いつでも爆発出来るタイプの山で稼ぐことのデメリットはよく考えるべきでは、と思う。
午前、家のことをしつつ作歌したり資料を読んだり。資料、個人の信条としては読みにくいもの。とにかく集中を切らさないように取り組む。11時半を過ぎてお腹が空いてきたので虫養い代わりに食前飲用の漢方薬を飲んで、燃やすゴミを出して買物へ。
買物に難渋。明日は久しぶりに息子2が帰ってくるのでごちそうにしたいけれど、欲しい食材がもう全然よろしくない。悩みつつ買う。2軒スーパーを回って這々の体で帰宅したらテレビがつきっぱなしで、あ私、また点けっぱなしで行った?! とテレビを見て驚く。
安倍元総理銃撃、心肺停止とのこと。驚きつつ食材を収めるべきところに収めて、腰を据えて見る。言葉もない。
どんなに主義主張が違っても、こういうやり方は許されない。こういう死に方をしていい人なんていない。散弾銃では、とのことに絶望。至近距離で散弾なんて、と思う。しかし動画を見ると散弾の音じゃないし、安倍さんお一人の被害だから違うし、音といい煙といい、火薬の効率がものすごく悪いから手製銃だな、など色々思いつつ見ていた。プロの手口で暗殺されないように警察やらSPは備えてきているのだろうけれど、こういうやり方は防ぎきれないのか。安倍さんについて、私はそりゃあ全然好きじゃないけれど、こうやって死んでいい人ではない。
息子1が三者面談期間で5時半には帰ってくるので励む。なかなか資料読みが進まない。思いつくことをファイルに書き込んで、また戻って、という一連が多いのもあるけれど、気を引き締めていないと戻り道を間違えて関連項目を検索し、そこから脱線する。ハッとして戻るの繰り返し。
テレビは昼以降、番組を回す立場の人の服装が白黒紺になってしまっていた。ふざけてませんよ、という意思表示なのはわかるけれど、やり過ぎにも感じる。
6時頃、死亡が確認とのニュース。ああ、と思う。そこからはもうニュースはこのことばかり。当然だけど、全局でやっても別に新情報も出てこないだろう。まあうちのテレビはつけっぱなしがポリシーなので、そのまま。
見るでもなく見ていて気づいたのは、SPの人たちが犯人を取り押さえる連続写真の左端で、別のSPの人に突き飛ばされて足がスケキヨになっている人が映っていた。あれはなんだろう。怪しい人がおったんだろうか。
足がスケキヨについてはこちら。
息子2が銃撃にとても驚いていた。驚くよねえ、と思っていたら歴代総理にCGでマイアヒを歌わせる、という動画を送ってきた。なにもないならバカバカしくて面白い動画も、今日は輝きが鈍る。ここにはリンク貼らない。
晩飯、鶏と豚のペッパー焼き、ニラ玉汁(天然椎茸入り)、いんげん豆とゆで卵のサラダ。
午前中から革命だとかそういう内容の短歌を読んでいたところに銃撃で、関係ない事柄なのに頭の中で勝手に繋がって変な気分。物語の中にいるよう。