2022/08/16　スーパーラッキーボーイ

　世間は盆休みなのだろうか。私は相変わらず。6時に起きて弁当を作り、出かける人を見送り、読んだり書いたりする。

　今朝の弁当は1個。

　毎日最後にはちゃんと出来て、帳尻は合う。というのに、いつもメニュー立てに追い詰まっている気がするのは私の性分なのだろう。ともあれ出来た。昨日きんぴらを入れたことにごぼうと人参を削ってから気づいて急遽ごぼうサラダに方向変換。レモンオイルなるものを垂らしたらとてもいい感じに出来た。怪我の功名。ご飯が冷えきらず、直接自然解凍OKの冷食を入れる。

　息子1は午後から部活なので起きてこない。朝食用に用意したサンドイッチもあることだし、私は私でやるべきことをする。その合間に息子2からLINE。身の回りの揉め事の話。「頭きた。もうホカホカう○こ投げつけてやりたい」と言うので、ホカホカうん○の手触り、重量感などを教えてやる。なぞの勝利感。何に勝ったかは知らん。田舎者だぞ、と威張っておく。

　天気が怪しい。
　ここのところずっと、いつ雨が降るか全く予測ができない…というより、ずっといつ降ってもおかしくない雲行き。今日もさっと降っては止みを繰り返している。しかし今日の私は非常にラッキーガールで、買物に出れば車に乗っている間に雨が降り店内にいる間に降り、一切濡れず。帰宅してゴミ出しに行っても私が玄関の軒に入った瞬間に降り始める。気分がいい。雨をコントロールしているよう。

　変な時間に起きて変則的に食べて息子1は部活へ。「今日行き帰りで一回も降られなかったら真のラッキーボーイだな」などと笑い合う。
　息子1は熊本の学生らしく、ぎりぎりまで雨合羽を着ない。降るとわかっていても何だったら置いていく勢いのところ、すんでのところで持たせた。どうなることやら。

　午後、中掃除。普通掃除以上大掃除未満の掃除。メインはソファー。土台と座面の間にこれでもか、というぐらいゴミが挟まっている。掃除機とコロコロで意地になって取る。カバーを洗う。たったそれだけで、漫画のように顔に汗をかく。頭から汗が流れる。なんでこんなに暑いのか、など詮無いことを考える。

　晩飯、蒸し鶏と生野菜に手作りのタレ、ゆでアスパラガス、蒸し鶏を作る時に出た汁を使った野菜卵スープ。こういうものを食べるととりあえず体に良い事をした、と安心する。

　一日風が強かった。干した洗濯物が風にひどく煽られるし、テラスのものにかけていたビニールの覆いが全部剥がれて不愉快。風が当たらない場所で台風でもこんな事にならないのに。暑さを糧に小さな竜巻のもとのようなものが育ったりしているのだろうか。

　息子1は今日の部活から塾に行き帰宅するまでの移動中、一度も雨に振られず、雨合羽は無傷の状態で帰ってきた。私よりも時間も移動距離も長いのにこれということは、真のラッキーボーイどころの話ではなく、スーパーラッキーボーイではないかと言ったら、とても反応が薄かった。