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書きたいだけ書く日記 2022/02/21

降りてきた旋律を探して、モラヴィアのこと、口笛のち鼻歌 など。

2022/02/21 モラヴィアの聖歌

 昨日の夜、突然に旋律が降りてきて一人騒然。といえば気持ち悪いような話だけれど、私にはよくある話。曲名がわからない。とりあえず、そこにいたオットに降ってきた旋律を全部歌って聞かせるも不発。知らないとのこと。ということで寝そべってタブレットを見ている息子1を見るとニヤリと笑ってなんと歌い出す。おおっと期待しつつ、知ってるの?と聞くと、今聞いたものを再現したとのこと…才能がある人はこれだから嫌。
 私の頭の中ではもうそれがちゃんとアンサンブルになっていて、ここでこの楽器は下降していってとか細かいところまで出来ている。しかし私のオリジナルではなくて、絶対によく知っている曲。結局全く曲名を思い出せず、それが入っていたCDの別の曲から当たりをつけてCDを割り出し、曲名判明。
『モラビアの聖歌による変奏曲』 (James Barnes)だった。吹奏楽曲。頭に浮かんだ部分から。

 超懐かしい。これは私が中学生に良さそなコンクール自由曲を探していた時出会った曲。ごりごりのバーンズ節。

 ということが昨夜あった。

 ここのところウクライナ脱出ルート探索にハマるあまり、ポーランド、チェコの辺りをGoogle Earthで見たり、あの有名なモルダウ川ことブルダバ川を源流までたどり、そこから逆にまた下ってラベ川に合流してドイツを通り北海に注ぐまでをたどる、なんて地図冒険を楽しんだりしていたからかもしれない。モラヴィアはチェコの東側。私が西側のボヘミアだけでなく、ヤナーチェクとか、モラヴィア兄弟団とかモラヴィア側のものに興味をもつようになったきっかけはこの曲だった。とても大切な曲なのに、久しぶりの再会、というか全くもって長い間忘れとった。

 私の頭に浮かんだのは、モラヴィアの聖歌そのものがトロンボーンアンサンブルになっている部分で、メロディーだけは同じだったものの、私の頭の中に来たものは勝手に元曲とは違う調になっていて、元曲とは違うアレンジになっていた。もったいないので今朝になって書き留めた。頭に降りてきた部分はだいたい完成。書きながら第3変奏まで形になってきたのでそれは明日以降。

 その後、喜び勇んで手持ちのモラヴィアの聖歌の楽譜を見る。よいなあ、モラヴィア聖歌。完全に編曲が出来た状態で降りてくるのは久しぶりだった。2匹目3匹目のどじょうがたくさんいてくれますように。そしていつか行きたいチェコ。モラヴィア地方。
 久しぶりに検索すると論文や考察、動画もたくさんあってしばし読みふけり、自分用の資料編を作っておく。これで今後の探索がはかどるはず。世の中の私など及びもつかないとても賢い人々に感謝。

 今日から受験用感染対策で、息子1たちは自宅待機。ということで昼飯がいる。どうしよう、体調そんなに良くない上に朝から譜面を起こしていてだいぶ体力ない…ということで、息子1はゲーセンのクレーンゲームで取ってきたカレーメシに。私は相変わらず食べたいものも浮かばず、なんとなく買い置きしていたマロニーちゃんスープ。息子1、あまり好きではないと言う。
 午前、イレギュラーかつ全くお仕事とは関係ないものに浸りきってしまったので、午後日記をアップ。

 片付けものをしながら気がつくとベートーベンの『Ich liebe dich』を口笛で吹いていたものの、最後のあたりから歌に。満足。息子1、こちらをちらっと見て何も言わず。調子こいて、続けて『魔王』も途中まで歌う。

 夜、周囲の子の志望校の話を息子1がする。誰それはどこ、出願変更した、一般で受かったなど、親の心が乱れるに十分な情報でくらくらする。もう聞くだけで、音を立てて私のライフは減っていく。本人はしれっとしている。

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