書きたいだけ書く日記 2022/02/04
時間改革は甘くない、オリンピックの開会式、選手入場の音楽考察(しつこめ)など。見出し画像は近所で買ってきた本日の昼飯。
2022/02/04(金)選手入場の音楽
-2℃という予想なのにそんなに寒くない、と起きる。最低気温2.7℃で大したことなかった。
寝る時に首元が寒くて固まって寝ているせいか、頭が四角い。寝癖。同世代から上を見ると、ショートやボブ風の結ばない髪型の人は結構四角くなってる人が多い。歳で髪の毛が弱くなってきてるってことかね。これで外に出てはいけない、と思う。
朝食は洋定食風。サラダとハムとスクランブルエッグとりんご。子にはトースト、私にはコーヒー。卵、作りすぎたものの、上手く出来て美味。
昨日までの日々を悔い改めて、とりあえずの時間改革。午前にお仕事や創作活動や書き物をすることにする。それから昼に1度用事に出かけ午後もやるべきことを。4時に終了。その後自分の読みたいものを読むことに。出来るのかしら。出来ない気しかしない。
ということで、朝一からやることは出来たものの、どうしても家族に振り回されている感は拭えず。うーん。〆切を過ぎて待ってもらっている原稿、全然進まない。午後進捗確認の電話。謝りつつ、出来ている分だけ送る。すみませんの気持ち。
結局、時間改革は午前数時間しかうまくいかず。
夜、北京冬季オリンピック開会式を視聴。北京の夏のオリンピックの演出は素晴らしかった。今回も同じ、チャン・イーモウ監督がやると聞いてとても楽しみにしていた。完敗だなあ。わざわざ比べる必要なんてどこにもないけれど、自国のオリンピックとつい比べてしまう。それにしてもチャン・イーモウ監督の頭の中。目が違う。あの人も葛飾北斎のような、特殊な目玉の人なのかしら。
素晴らしいな、と思ってみていて、あれーとなったのは選手入場の音楽。世界各国の有名なクラシック曲を、とのコンセプトらしい。メドレーだからつなげるために編曲もいるだろうし、場に合わせたテンポにもするでしょうが、色々疑問。センスが微妙。
ウィリアム・テルはなんで移調してるのか。なんでモーツァルトからは40番引っ張ってくるのだろう。ルスランとリュドミラをここで聞くとは思わなんだ、とか思っていたらブラームスのハンガリー舞曲第5番の時にハンガリーが入場で吹いた。まあハンガリーの人からしたらよその国の人の曲なのだけど。そしてなぜ威風堂々第1番。あれはイギリスの第2の国歌とも言われる曲だから、国が出てくる場面では気を使うと思うのだけど。そしてアメリカの作曲家の曲は無くてにやにやしちゃった。この選曲ならアメリカを外した感なく外せるものね。今回のメドレーの曲もあっという間にリスト化してくださった方がネット上にたくさん。恩恵を被る。
ああいう場で使う曲にはその国の音楽の成熟度が丸出しになる、といつもながら思う。クラシックとか歌謡曲だとかジャンル関係なく全部を含む音楽全体への考え方。曲の選び方は音楽的な知性の現れ。今回の選曲は借り物をするのにどう借りたらいいのか判らなくて適当に借りちゃった風に見える。視野の狭さを感じる。演奏しているバンドの音もまだまだアジア感が強いし、音楽的には後進なのだなと思う。いい作曲家はいるはずなのだけど。
日本もその点ではまだまだ。TOKYO2020の開会式の演出で『IMAGINE』使っちゃう時点で相当後進と思っているけど、選手入場は100%自国の曲で出来たから、そこはとても良かったと思う。あれは考えついた人が超ファインプレー。横槍入れがちな、頭が未開でセンス悪い人たちに気づかれなかったのか。
選手入場、香港が出てきた時にカメラが国家主席の顔を抜いたのはなぜだろう。お前らの国は中国だぞ、ってことなのか。
IOCのバッハ会長のお話、いつも長いから計ってみたら今回は9分52秒だった。まあ長いな。