書きたいだけ書く日記【2021/09/20~2021/09/26】
来るものが来てしまったけどうちは無事です、の一週間。画像は日記中の24日に撮影したもの。
2021/09/20(月)鼻死ぬわよ
祝日。敬老の日とか。起きて涼しいとわくわくする。
かばんと俳句スクエアが〆切なので歌稿送稿・投句すべく用意をする。午前中はかばん。出来ているので見直したり並べを確認したりタイトル検証。ただこれだけでも結構掛かる。
一段落して、洗濯1回目。回しながら片付けものをして出来たら干して、を3回。給食袋があると1回増えて嫌。というのもうちの子と同じ給食袋を使う子のおうちは強く柔軟剤を使うようで、一緒に洗うとうちの洗濯物も同じにおいになってしまう。どれだけ入れているんだろう、という話。息子1が入学してから今まで、何度ものすごいにおいに出会ったことか。なんでずっと何かかずんで(「かずむ」は熊本弁で「嗅ぐ」の意)いたいんだろう。鼻死ぬわよ。
昼食、キャベツとソーセージのパスタ、棒々鶏風サラダ。私はパスタなし、納豆と豆乳をつける。
午後は俳句の〆切の方。こちらは連作である必要はないので選出してメールを作る。作りたくなってこれとは別の句作もする。『俳句スクエア2021年同人年鑑』が注文できるようになったと主宰から連絡をいただいていたことを思い出し、即注文。送稿・お礼のメールを送信。続けて届いていた書き物の依頼を引き受ける旨、メール。こちらは心身忙しくてしばらく字が読めず定期購読を切っていたので、とりあえず最新号を注文。まだ勢いがあるので2ヶ月ほど前、手続き途中で頓挫した濱松哲朗さんの本『日々の鎖、時々の声』の取り寄せに挑戦。出来た。あの時根気が足りなかった。
その勢いで依頼原稿のアイデアをまとめたものをPCで作る。少し冒頭も書いておく。その他、かばんの評論もアイデアを頭の中で練りつつ。
晩飯、ローストポーク、鶏ベースの野菜スープ、棒々鶏風サラダ、ごはん。いただきもののローストポーク、良い。素晴らし。
お風呂で良い案が浮かんでさっと出るも、寝る前に息子1のシャツや給食袋のアイロンがけをせねばならず、書くのは断念。寝るのが遅くなった。
※ 文中の同人年鑑はここから買えます。どなたもどうぞ。生田も参加しております。
2021/09/21(火)来るものが来た
起きてすぐからだるい・眠い。腹立たしいことにあまり涼しくない。
朝食に混ぜ込み若菜ごはん、ちくわ・ソーセージ・ピーマンの炒めもの、グリーンキウイ。私はご飯無し。
家族を送り出して、身を起こしていられず横になった。洗濯物を干して皮膚科へ。台風と連休のせいで6日ぶりの治療へ。日差しは強くとても暑いのに健軍神社はもう秋の風情。帰途、大量の買物。重い。暗い気持ちで帰宅。
昼食に冷蔵庫の残り味噌汁と、買ってきた塩レモンささみフライを食べ、期末テスト1日目で早帰りの息子1と顔を合わせてから寝室でダウン。暑いなあと思いつつ寝るも、しんどくて起きられず。夕方になり脱水を疑い、水を飲もうと起きる。エアコンが入っている部屋以外、何したの?と聞きたいぐらい暑い。NHKのデータ放送で確かめると最高気温31.9℃。しばらく涼しい日が続いてたから余計こたえるのか。
今日やりたかった書き物に手を付けられず。ぼうぼうと燃えているものに手ですくった水をかけるような、効果もやった気もしない作業を少しする。
晩ごはん、ぶりの照焼、ゴーヤーチャンプルー風炒めもの。ぶりの照焼は会心の出来。
良い心地で風呂を出たら、息子1が学校から感染者が出たと言う。気分吹っ飛ぶ。本人は今日から俺は別室で暮らすなどと言い出すも、聞けば席も遠く全く接点のない子なので、待て待てと止める。テストはとりあえず、明日は無くなった。学級閉鎖になるという。なんとも言いようがない。明日は息子1のワクチン2回目接種だから、うまいことサポートしてやろうと思っていたところなので脱力する。近くの塾でも出たとのことで重なるものだなあ。オットも脱力、ここからテスト勉強をさらにしようと思っていた息子1もそうで全員脱力して寝る時間が遅くなった。1時就寝。
2021/09/22(水)「たんすいかぶつ君」
息子1、学級閉鎖。オットは非番でみんなだらだらと起きる。前期の期末テストの2日目以降も延期。昨日からのだらだらを引きずっている。まあそうもしとられんよね、とそれぞれやることをやる。息子1は学校からのオンラインの集会。お話や注意事項などがあり終わったとのこと。濃厚接触者や感染者が増えた時は連絡が来るとのこと。
私とオットは買物へ。息子2のもの。次に食料品を買いにみやはらへ。みやはら、安くて素晴らしいのだけど、最近ピッと来ない。息子1がここの弁当「たんすいかぶつ君」を食べたいと言うので来た。買って帰る。私は天ぷらセット。
午後書き物。先週分の日記を上げる。
それから評論の資料をまとめ直して見やすく作り変えた。今日も少し目を通したけれど、明日から読む。まだ方向性が全くつかない。もう一つのエッセイもアイデアなし。どちらもさぼらず頭に置き続けることでなんかしらのひらめきがあるだろうことを信じる。
午後息子1はワクチン接種2回目へ。ご機嫌でムーンウォーク的な動きで廊下を滑って行った。今回は痛くなかったそうで、「打ったのが先生じゃなかったからかも」と言う。あー。私は2回とも痛かった。そうか先生。なんだか納得した。
我が熊本、ワクチン2回目接種率61.89%で全都道府県で2位。
上位になった他都道府県とは違い、熊本は工夫で奏功というより県民性がプラスに働いたと思う。熊本人は新しいもの、斬新なものが好き。こういう時の判断は自分は自分で他人には寄せず、自ら好き好んでそういうものに寄っていく。昔、祖母が仲良くしていた一点物・手縫いの高級仕立ての洋装店の人が「パリやミラノや東京への買付はどんな格好で行っても恥ずかしくないけど、熊本市内は駄目。いちばん良いと思える服で行かないと街中で負けるし、視線が気になってもう駄目」と言っていたことや、ファッションブランドの地方初出店が熊本に多いというのと、少し関連があるような気がした。人と同じことはしたくないのよね。流行りを取り入れつつ群れずに独自のことをしたい人が多いというか。まあそうやって屹立する人を助けず、足を引っ張る「肥後の引き倒し」という体質もあるけれども。
私は息子たちが素晴らしく引き立ち、うまくいけばそれでいい愚かな母親なのだけれども、息子1の学校の感染した子が気になる。どんな心細さでやっているだろうと思うともうキュッとなる。息子にはわかっているだろうけどその子のせいではないから責める感情を持たないこと、と言っておく。
晩飯、みやはらで買った牛切り落としタレ付きを焼く。生野菜を切って、そして昼に夫と息子1の二人がかりで食べきれなかった「たんすいかぶつ君」の続き。これ、法外な量のやきそばと法外な量の高菜チャーハンの上にチキンカツがどーんと乗っている名は体を表すお弁当。キロ超え。糖質制限実行者の私が手を出せるものはチキンカツだけ。
夜になって、テラスから十六夜を見ようと見ると、月の下を着陸の旅客機が横切っていってとても良い。翼端灯や飛行機の明かりがとてつもなく美しくて、昼間より何割も増してよく見える。
2021/09/23(木)来るものが来た、その後
オット休み。息子も今日は休日としての休み。
起きてくる前に色々読む。藤田美香さんのnoteの短歌についての記事が良かった。ツイッターの方でリツイートした。
短歌の大切なところを言ってくれている。というか文が良い。届く文章が必要なのだと思う今日この頃。美香さんの文はストレートに響く。
息子1の学校の感染の件。息子が通っているところとは別の塾が関係しているらしい。子らとその仲間たちはそこの塾をライバル視しているせいか、情報が早い。私から見たらこれはウイルス由来なのだから、勝ちも負けも無いと思うのだけど。感染した子、後遺症なく戻ってきて欲しいもの。陰謀論や反対派の人たちの若い人は死亡率が低いから、重症化率が低いから必要ない、みたいな論はナンセンス。死ななくても後遺症で普通の生活を送れないのはどうなのか。死ぬよりはましという考えには乗れない。でも私は現段階のワクチンもあまり信用していない。長い目で見た結果なんて誰もわからない。だけど今死んだり、普通の生活を送れなくなることと秤にかけた結果、子らに受けさせることにした。私は戦争のない豊かな時代に生まれたラッキーガールだと思ってきたのに、ここで、こんな究極の選択をさせられるなんて。忸怩たる思い。
息子1たちは金曜から授業、オンラインで再開。塾もオンラインで普通に。すごい時代になったもんだ。
2021/09/24(金)鼻歌ラインナップ
朝ごはん、きゅうりとツナのロールパンサンド。梨。
やるべきことに乗れず、ぐだぐたしているとご近所さん登場。ものすごく世間話してしまうものの、元気をいただく。少し立ち直って家事をしたり原稿を見るも、ネットリサーチをネットリ・サーチに空目してしまったところで心が折れ、気分転換がてら皮膚科へ。
その後は健軍神社へ。北側の参道は木立の中。誰もいないのでマスクをずらして深呼吸。視線を感じて、あっいけないとマスクを戻して見回したら、アベックの雉鳩がうろんな目で私を見ていた。ごめんごめん、邪魔しないから、と言って立ち去る。お参りして帰途はもういなかった。ナフコで土を買って帰る。健軍ナフコいつ行ってもガラガラ。やばくないか。
お昼 鶏南蛮うどん 冬みたいなメニュー。八幡屋礒五郎のラーメン七味、ラーメンじゃなくてもとても良い。息子1は一味。どちらも小パウチに少しずつ余った。分ければよかった。
晩飯を作りながら歌う。毎日。しかし毎日歌うものは違う。気分や見聞きしたものにがっつり影響されるが、炊飯器を押して炊けるまで、おかずを作るその間は歌っている。
今日のラインナップ。
居酒屋 別れても好きな人 銀座の恋の物語 3年目の浮気 世界中の誰よりきっと A.S.A.P. 冬のファンタジー 愛が生まれた日 夏ざかりほの字組 ロンリーチャップリン。
男女デュエットで攻めた。全部男声と女声で分けられるところは分けて歌う。一人でははもれないのが残念。
帰宅したオットに歌ったものを言って、何が足りないか聞いてみたら、
「あれがない、チャゲのあれ」
という。あれか。ふたりの愛ランドか。すぐにYou Tubeで出して見る。
チャゲ、ものすごくふざけているのに歌はうまい。石川さんはかわいい。しかし浪花恋しぐれも入れてなかったし、林檎殺人事件も思い出した。まだまだ精進が足りない。
晩飯はカレーライス。冷蔵庫に残っていた青なすを入れた。副菜に名も知らぬ貰い物のいんげん豆の塩ゆで。夏の名残。歌とか聞かせた作物は美味しくなると言うけれど、カレーはどうなのか。
息子1の学年、感染者が出て延期になったテストは月曜に2日目分・3日目分とも一気にやるという。しかしそれも、新たな感染者が出なかったらの話。近接した区で中学生が2人感染と出たけど関係あるんだろうか。
夜、部屋からいい角度でアルタイルっぽい明るい星が見えてうれしくなる。
2021/09/25(土)ヴラド・ツェペシュ(小規模)
超絶腹が痛い。起きてすぐから痛い。超絶とか言うと軽いが、とてつもなく痛いのだ。これは婦人科領域のことでしかも年齢的にしようがないと言われている。体の持つ周期で痛む。本当に呪わしい。願った得た性別でもないのになぜ耐えねばならないと思いつつ数十年だ。
朝ごはん、前夜のカレー。梨。
同時にとてつもなくむくんでいるようで、体重1.5kg増。腹が張った感覚がある。こんなので生産力が落ちるのはごめんだし、痛み止めもなんとか効いてくれたので、各種原稿の準備。ある原稿の資料が見きれないほどあって不安。別の原稿の資料として取った雑誌の既刊を読む。何も浮かばず。
昼、息子1にキャベツと鶏むね肉のスパイス炒めとそうめん。1人で3把全部食べ切った。私はスパイス炒めと納豆、ゆで卵。
キッチンにアリが出た。アリは最初の対処が大切。好むものに行き着いたら、奴らは伝令でも出すのか大挙して押し寄せてくるから。歩いているやつをみんな殺す。殺しては捨て、水で流すもきりがないのでコロコロにくっつけて取る。ストックのアリの巣コロリを置く頃には十分に頭にきていて、アリの死骸がいっぱいくっついたコロコロを剥がして、アリが出てくるところに置く。くっつけようってんじゃない。見せしめ。ヴラド・ツェペシュかよと思いつつ。うろつくアリに「いいか巣に帰って言っておけ、あそこのババアにみんな殺されちゃったって」と言っておく。息子1にこわいよ、と言われるも知るもんか。私は家の中にアリが歩いている方がよっぽど怖い。
午後もひたすら読む。最近読むのが遅い。謹呈の本も全然進まない。暗くなってから今週分の『短歌「読んで」みた』を書き上げる。文末が気に入らない。いいこと言おうとして捻じくれる症候群。
晩ごはんに、ローストポークと生野菜、味噌汁、ごはん。
また見直しても、文末に納得もいかず、対案も浮かばす。家族とテレビの『鬼滅の刃無限列車編』を見る。なんだろう、私にはよくあるフレーズや展開の表面を継ぎ接ぎした物語にしか見えない。頻繁に差し込まれる面白シーンは雰囲気を重くしすぎない意図があるのはわかるけれど、これもまあ既視感なのよね。原作も読んでいるけれど印象変わらず。ただ、声はどれも良かった。プロの仕事。しかし飽きて途中で退散。
寝る前にもう一度文末を考えるも絶望して就寝。
2021/09/26(日)クラスターに
またしても腹痛。起きる気力をくじかれる。6時過ぎに起きてまた寝て次は8時。絶望した文末をどうにかしようと起きるつもりが寝ていて9時に起きる。9時間半は寝ていた。体重を計ると全然増えたまま。むくみ継続中。
薬を飲むもなかなか復活せず、今日は使い物にならない宣言をして寝る。
昼は吉野家でオットが買ってくる。私は牛焼肉丼の頭のみ。卵をつけて食べると美味しかった。オットと息子1はオンラインで塾のこれからの説明会。私はまた寝た。
3時に目覚めるもうだうだする。暑くなってきたので4時に起きる。動けるので前日から引っかかってた文末を書く。書けたし、心残りもないのでアップする。
余力がある内に次とその次の使用歌を選んでおく。この先1ヶ月半、修羅場確定だから。
息子1の学校の感染、クラスターに認定されていた。熊日に載っていた。塾クラスターでその一部の子が息子1の学校だった話。クラスターは全体で5で生徒4、職員1とのこと。仲の良い子達は濃厚接触者とされ出席停止になっているらしい。息子の仲の良い音楽仲間がそっちの塾で、通っている子はみんなPCR検査をしたとの話。危機はすぐそこにある感ったらない。
晩ごはん、親子とじとキャベツ人参豆腐の味噌汁。味噌汁食べときゃなんとかなる的発想。仙台味噌を使うと息子1が喜ぶ。食事前に買物に行ったオットが買ってきたセブンイレブンのカニカマサラダとシャキシャキナムルを添える。美味。
風呂に浸かってこれからしばらくの原稿のスケジュールを考える。考えた通りにやればなんとかいけるはず。〆切直前にアクシデントは起こりがちたけどなんとか吸収できるはず。
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