書きたいだけ書くnote日記 2022/04/07
日記なのに朝ドラのことだけで900字余りも書く、ジストニアのこと、きれいさっぱり無くなった花、など。
2022/04/07 everyday, everybody
朝食用に久しぶりに作った卵サンドがうまくいってうれしい。もうちょっとなじませて切るべきと思いつつ。待てない体質。
朝ドラの名前を間違えていた。ずっと。
カムカムエブリディだと思っていた。家族には盛大に呆れられた。何の疑いもなくというところが実母や祖母に似ている、と思う。
テレビドラマや映画はキャストやあらすじはしっかりチェックして、見たければ見る班。納得いかなければ見ない。朝ドラ『カムカムエヴリバディ』は、立てに立てたフラグの回収を見たくてこの3週間は真面目に見ている。なかなか良い。そして私にとっては突っ込みどころにあふれている。
今日は冒頭から、フラッシュ金子さんとBIG HORNS BEEが劇中のジャズメンとして出てきて演奏して釘付け。彼らは米米CLUBのホーンセクションでもある。吹奏楽の民にとってビッグネームであるオリタノボッタさんもいる集団。学生時代憧れたものだった。やっぱり良かった。素晴らしかった。
フラッシュ金子さんが職業性ジストニアでサックスは吹かなくなったということも知っていた。知った時はあなたもか、ととてもショックだった。このドラマの劇中、オダギリジョーさんが演じている人も急に吹けなくなってしまう人で、とても興味深くこのドラマを観察してきたところにフラッシュ金子さんの登場。ああもう制作サイドはわかってやっているな、と思った。ちょっと泣けた。
吹けなくなった管楽器プレイヤーはどうやって生きて行くのか。あまり知られていないけれど実はたくさんいる。ジストニアという理由にはたどり着けず、怠惰や劣化と扱われてしまう人も多い。かくいう私もその一人であるところから急に音がおかしくなりじわじわと進行して最終的に全く吹けなくなってしまった。体はどこも悪くないのに、音がかすれる。だったらアンブシュアに問題があるはずなのに見た目には支障がなく病院に行ってもわからない。練習しても悪化の一途。細かいコントロールが出来なくなってお金が発生する演奏はやめた。
私の身の回りにも少なくない人がなっている。完治はなく(治療とされる行為をしたり、ある程度の年月を休めばある程度は回復することはわかっているけれど、元に戻らない場合が多い。私もなんとか演奏出来るようになるまでとても長くかかった)、現実はどこにも救いがないまま進んでいく。その救いの無さの中で生きていく人をドラマ中でよく描いてくれたけれど、日本中の同道の人々が複雑な思いで見てるような気がしてならない。
家の前の道端に咲いていた見るからに違法な花が、私が通報するか迷っている間に今朝は綺麗さっぱり消えていた。違法な花については以前から色んな人から聞いたことがあるし、見たこともあるのでその姿形の特徴は知っていた。祖母も自らの体験から「ポピーっぽいものは店で売ってるもの以外は植えるな。人がくれる種は知らずに違法のものがあるから」と言っていた。そっくりだったけれどやっぱり本物だったのか。可憐できれいな花だった。それにしても今年急に出てきて咲いた。誰かが撒いたのか風で飛んできたのか。
夕方、うちの前で1時間半も井戸端会議が開催されて困る。風通しのためドアを5センチほど開けていたから全部聞こえちゃう。閉めたら音がするし、音がしたら嫌味みたいで、そんなことはしたくないから困った。参加したいわけでもない。皆さんいい声の持ち主で声が通るから家中に響く。気を取られて読み物も出来ず、最後は発言しない参加者のように聞いていた。皆さん上手い。発言も相槌も悪口的なことは一切なし。勉強になる。
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