2022/06/17 神が何かは知らんけど
目覚めて30分はゾンビ。ルーチンワークでのみで動くゾンビだ。トイレ行って体重量って、弁当箱にご飯を盛って冷ます、コーヒーを淹れる、カーテンと窓を開ける、テレビをつける(うちのテレビは私が出かけない限り寝るまでつきっぱなし。テレビは私の勝手に動く窓)、前夜洗ったものを片付けて。このあたりはもう朦朧としている。30分を過ぎて、弁当のおかずが一品出来た頃から頭が動き始める。以前はこのゾンビタイムは絶望タイムだった。だいたい目覚めて最悪の気分で、そこから這い上がるのにしばらくぼんやりする。弁当作りのためにぼんやりを省いたらゾンビになったけど、絶望はないので上々ではある。
昨夜ふと思いついた疑問。それは「カニクイザルはカニを食べるのか」というもので、その時どこにもカニクイザルの話題はなかったから、もうこれは神のお告げなのかもしれない。神が何かは知らんけど。とりあえずそこにいたオットに言うと、
「やめなよ、やばいよ、絶対グロいよ」
と言う。夫はグロ耐性に乏しいので非常に敏感である。
「生で、生きたままかじくるとか…こう道具で…」
とか言う。その時はそれで終わったけれど、今日になってどうしても見たくなって調べたら動画があった。
ああ、どこにカニ持ってんだろうね…(パソコンから見ると、カニが際どいところにあるのです)。動画、カニ食うシーンから始まるので再生の際はお覚悟を。
内容としては、オットの想像は7割ぐらい合っていた。オットのグロ感度に間違いはなかった。見て、へえ、と思う。しかし調べたところ、そんなカニばっかり食べているわけではないらしい。それにしてもこの動画、普通にうまそうなカニを食べてるよなー。カンジャンケジャンとか、生っぽいカニは信じられなくうまいから、カニ生食も美味なのだろうね。
カニ食い問題が解決して気分も良く今日の業に取り組む。作歌に取り組んでいる内に、短歌✕詩✕ミニ小説✕写真の作品、いろいろ組み合わせたものを作りたくなり、作る。すげーなー、やる気ない時は何日唸っても出てこないくせに、こういうのはすぐ出来る。とりあえず、テキスト部分は出来ちゃったので、後は全体の配置。それも頭の中に形があるのでここでやめて、日記を整えてアップ。ここまでやって病院へお薬をもらいに。
病院の後、買い物をしてあとは家に帰るばかりのところで信号待ち。ふと道端を見ると、見出し画像の看板が。改めて貼っちゃう。
これは古い。ほんかくてきよ。
色の退色具合が歳月を物語っている。絵の雰囲気からして平成は軽く超えてしまうはず。金網のスタイルももうずいぶん長いこと新品では見かけないし、モルタルも経年劣化しているし、ここまで来ると文化遺産のような気がしてくる。平成を超えるなら30年は間違いない。
これぐらいの歳月の経過を考える度に、いつも同じことを考える。それは歳月の濃度。私が子供の頃は地方都市にはまだ昭和20年代以前の建物も多く残っていて、それがいつから建っているかを知ってえっ戦争前?! と驚いたもの。その辺りの30年と、今を起点にした30年前と経過度合いが違う気がするのだ。それは幼児や年若いものから見た歳月だったから、だろうか。今の私にとって30年なんて、昨日に近いこと。
午後手の爪の手入れ。爪ってなんでどんどん生えるのか。本体の老化と共に遅くなればいいのに、勢いは衰えない。そこに栄養を使うのはやめて欲しい。カットして整え色々施していつもの通りに。非常に満足。手先がきれいだと気持ちが安定する。
晩飯、筑前煮といんげんのごま和え、納豆、味噌汁(大根千切り・豆腐・揚げ、仙台の味噌)。本当は白和えが作りたいけれど、工程が面倒。今日出先で安直な素がないか見たけれど、無かった。炒りごまを真面目にすりこ木ですって作ったけれど、ごまは炒るべきだった。