書きたいだけ書く日記 2022/02/12
急上昇ワード「第三次世界大戦」に思う、雪の宿買わねば、3月のライオンについて思うこと、ひどいオリンピック中継、など。
2022/02/12 体調悪し
おそろしく体調が悪い。そもそも気分の悪さと腹痛で起床。よく寝たはずなのにだるいし、目が開かない。なんだこりゃ。実は最近漢方薬の服薬が抜けたりしているせいか。そのせいばかりとも思えないけれど、ちょっと改めねば。
検索のトレンドに「第三次世界大戦」が入っていて、見てみるとやっぱりあれ、ウクライナの話。展開次第ではなるよなー。ひどい疫病禍の後は戦争がセットされてるからなあ、と歴史ウォッチャーとしては思う。その後数十年、めちゃくちゃになる。この感染禍が始まって1年ほど経った頃、あれ、もしかして疫病の後は戦争多くね? と思っていろいろ調べてみて、ここから戦争来るのかね…と気が沈んだ覚えがあるのだけど。ほんとに誰の目にも明らかに、戦争の影が見える今日この頃。
ここのところ落ち着かなかったせいか全くTwitterを見ず、日記更新のお知らせだけ。煩わしさからの開放だなんて気はせず、これはこれで窓が狭くなった気がする。今日から普通に見てみることとする。
昼過ぎ、三幸製菓で大きな火事というニュース。ここで反応してしまうのは、我家が「雪の宿」のヘビーユーザーであるから。人も亡くなっていて一大事。とりあえず、応援として明日の買物で「雪の宿」を買ってくることとする。
午後、『3月のライオン16巻』を読み返す。買ってすぐに貪って置いたままだった。私がこの物語を読むのは登場人物それぞれの歩みに光や救いを感じているからなのかもな、と思う。この物語はどん底を見た/見ている人が一歩ずつ踏みしめながら明るい方へ歩く群像劇と感じている。天才棋士のヒーロー物語でありきゅんきゅん恋愛話なのに、私はそう感じるのだ。人物に幅があるから読むこちら側としてはそれぞれに投影しやすい。私は主人公の歩んでいる全てと8巻の老獪な棋士のエピソードにとても感じるものがある。
作者の羽海野さんのことだからキャラ全員を良い方向に向かせるのだろうけど、物語の緩急としてすぐに救われない人も出てくるのかな、と思っている。この物語の時間の中では救いが形にならない、もし救いがあるなら、人生のもっと遠くにありそうな女子のキャラたち。どん底が深く、良い人や環境に囲まれていても救いに直結しない子たち。ラノベだったらこんな不幸で可愛らしい女の子たちの前にはものすごいハイスペックの男がすっと出てきてささっと救ってくれるけれど、この物語にはそんなの出てこないだろう。現実世界にはたくさんいるのよね、こんな人達。よくぞそこを掬ってくれた、と思う。
ずっと将棋パートはふんわりと読んできたものの、少しぐらいわかりたくなった。用語はわかるけれど、戦局がふんわり理解なのはちょっと面白くない。将棋、子供の時はもりもりと男子たちとやっていたけれどある日、あっ今自分が選べる分かれ道がいっぱいある、分かれ道の先にも分かれ道がいっぱいあると気づいた時点で私の頭ではダメだと思って離れてしまった。でもこの漫画や、スピンオフの『灼熱の時代』を読んでいると、もっとわかった方が楽しめるのでは、と思い始めている。というか、わからない勢を引き込んで読ませる羽海野さんや西川さん(スピンオフ『灼熱の時代』の方の作者)はすごい。
夜、ジャンプの男子ラージヒルの中継を見ようと探していたら8でやっていた。やっていたもののいろいろとひどい。実況というよりバラエティー風味が強くてスポーツ番組として見るのがつらい。小林潤志郎さんの紹介は「陵侑の兄」とだけ書いてあった。わかりやすくしたつもりだろうけどかなり失礼で、こんな調子なら見ながら気分が悪いからラージヒル見るのはやめようとBSに変えたらBS1でやっていて、こっちで見ることが出来た。よかった。
祖父が生前、8のニュース番組を見ながら「さすが、娯楽のフジだね、ニュースもお楽しみ仕立てにしてくる」と言っていたことを思い出す。もちろんこれはdisりで、言いながら祖父はにやりとしていた。
8はなんだかいつも浮ついていて、滑っていて痛くてあまり選ばない。もしかして、正気で内側の人たちも自分たちは娯楽のフジだとか思ってるんだろうか。お前ら視聴者はこうしたら喜ぶんだろう? 的なものを感じる。侮られている心地。しかも見せられてるものはなんかずれててそんなに欲しくないのよね。