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サンタさん
メリークリスマス界隈。
私は、サンタさんを信じている。このことは、過去、違う投稿に書いたことがある。よければ探していただきたい。信じている、という表現これ即ち、サンタさんは信じるか信じないかの存在だということは、分かっている。このことも、先の投稿に書いたことがある。よければ探していただきたい。
これ以上くどくど言うのは、野暮野暮。
今回は、私がなぜ、サンタさんを信じているかを記す。理由は二つある。
一つは、手紙だ。とあるクリスマス、例年のように、朝起きると窓辺にプレゼントが届いていた。うちは(※うちは)、枕元ではなく窓辺だった。
私と妹と、二つ置かれたプレゼントのそのまた上には、私と妹と、二人宛ての手紙が置かれていた。A4サイズの、レポート用紙のようなシンプルな便箋だった。やはり多忙なのだろう、封筒は無かった。ただ、文字はびっしり書かれていた。
10歳にも満たない私の頭では、初めの"Chisato"という私の名前を読み取ることしかできず、すぐ大人のところへ持って行った。
まず母、「えーわからへーん」
次に父、「えーわからんなあ」
Chisato,サンタを信じる。
親が読めない長文の手紙。サンタさん以外考えられない。
またある年。窓辺に届いたプレゼント。開けると中身は洋服だった。一つは、姉妹お揃いのデニムのスカート。可愛らしかった。もう一つが、これまたお揃いの、しましまニットのワンピース。縞模様が横向きだからこれはストライプではなくボーダーと呼ぶ、とかは知らないぐらい幼い頃だ。
このニットワンピが、半袖だった。
知怜、サンタを信じる。
半袖のニット。
半袖のニット。
大人でもどう着ていいか分からんやつ。あったかいんだか寒いんだか。トリッキー過ぎる。絶対に喜ばせたい年イチのプレゼントに、半袖のニット。親なわけない(おやおや?ついに言うた)。
以上。
親の歳になった今も、私はサンタさんを信じている。信じる信じないとかも野暮野暮。絶対おるよ。メリークリスマス。