米国株式投資 

2022.10.26
noteで投資の記事を読んでいた。
読めば読むほど、知れば知るほど株を買うのに躊躇してしまう、後藤達也さんのnoteのおかげで今年は堅実に終わろうとしている。
米国個別株は買ったことがない。買えずにいます。
チャンスに機敏に動くとか、うまく売るとか無理だよね。
貯金より良い数パーセントの利息の投資信託、まあいいか。
コロナになる前だったろうか、青山通りでテスラの白い車を見て、
「お母さん、日本株買うより、テスラ買いなよ。」と言われたことがあった。そのころは米国株の買い方は知らなかったし面倒だと思っていた。
そもそも米国株式投資などインテリの仕事である。
ビジネススクール出の人が回している仕事だと思っていた。
コロナの頃に、キャシーウッドが推奨していた武田薬品を買った。
ブルマーケットの時のキャシーはカッコよかった。
今6割くらいになっているのか、アークは。
コロナで不要不急の外出禁止の時に、ホームトレードをしていた。
アメリカ人もそうだろう。お金配ってもらって家の中にいたら、
株しかやることないもんね。ゲーム感覚で。
しかしそのあとが悲惨である。最初に美味しいお菓子を食べて太ったので、
引き締めをひいひい言いながらやっている。
こんなにアメリカが世界中を引きずり回すとは思っていなかった。
FRBの方がFBIよりも影響力があるとは知らなかった。
そんなことも知らずに株式投資をしていたとは、本当に恐ろしいことである。
「GAFAM決算ざっくり解説」を読んでいたら、娘が話しかけてきた。
「お母さん、あのさ、頭の良い人の真似なんかしなくていいから、
ブランドものとか、宝石とか金とか買ったほうがいいんじゃないの?」
ああ、そうだった。私は宝飾会社やブランド会社のアフターセールス担当だったから、目は利くのだ。
いとこが宝石商で(今では2代目が阪神百貨店や京都大丸にお店をだしている)、その妹は彫金を短大で専攻していたから、子供の時から宝飾に親しんでいた。お店の品のCarrera y Carrera を彼女はよく身に着けていた。
宝石を新たに投資として買う気にはなれない。
およその仕入れ値がわかるから。
アメリカの同時テロ多発事件で、当時勤めていた会社のニューヨーク五番街のお店が閉まった。
その年に社員販売で買った時計と宝石は今でも一番の宝物である。
多くの人がなくなってホリデーギフトどころではなくなったのだ。
要はあまりものでしたが、十分に福がありました。
しかしあれは悲惨な事件だった。野村証券で働いていた人が、
「親が諦めきれないんだよ。」と話していた。それはそうだろう。
最近年を取ってきてしわのある手が宝石に負けなくなってきた。
いつ終わるかもしれない人生を真剣に生きようと思う。




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