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Microsoft認定資格合格体験記 PL-500

こんにちは!あーちゃんです。
2024年10月にMicrosoft認定資格 PL-500を受験し、合格しました。本記事では、PL-500 合格に至るまでの道のりを振り返り、学習計画や使用した教材、試験当日の様子などを詳しく紹介します。これから PL-500 の取得を目指す方々の参考になれば幸いです。


目次

1. PL-500とは

Microsoft認定資格とはマイクロソフト製品に関する知識や技術を認定する世界共通のプログラムです。略してMCP(Microsoft Certifications Program)と呼ばれることもあります。今回受験したのはPL-500で、正式名称は Microsoft Certified: Power Automate RPA Developer Associate という資格です。この資格は、Microsoft Power Automate を活用して、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)ソリューションの設計と開発を行うスキルを証明するものです。業務効率化やビジネスプロセスの改善を目指すプロフェッショナルにとって、特に有益な資格とされています。

試験の申込方法や受験日程については以下記事にまとめています。


2. 資格取得の動機

PL-500 資格取得を目指した理由は、実務で Power Automate とPower Automate for desktopを使用しており、そのスキルを公式に証明し、さらなるキャリアアップを図ることを目指したいと思ったからです。
特にPower Automata for desktopを4年ほど実務で使っています。もっとも良く使っているPower Automate for desktopの活用に焦点を当てた試験であることからもPL-500を選びました。


3. 学習計画

2024年10月合格を目標に設定、勉強期間は2ヶ月間に設定しました。
学習計画を立てる際には、公式ページで試験範囲と模擬問題にチャレンジし、自分の現在地を明確にしようとしました。
模擬問題を解いてわかったことは、全然解けない&解説をみてもよくわからない…という結果でした。解説付きの教材を探すことにしました。


4. 使用した教材とツール

学習には以下の教材とツールを使用しました。解説動画は英語版しかみつからず、リアルタイムで翻訳字幕を表示するツールを使いながらみました。

模擬問題集は日本語が見つかりました。


5. 学習の進め方

解説動画の視聴と模擬問題集を同時進行で進めました。
解説動画は英語のため、気持ちを強く持たないと意識を失ってしまいます。まず模擬問題を解いてみて、まったく解けないという危機感をもった上で、解説動画を視聴しました。

動画を視聴してもまったく理解不能な問題もありました。その場合はChatGPTに以下のようなプロンプトで解説をしてもらいました。

あなたはMicrosoft 認定資格のPL-500の講師です。
以下の問題を高校生が分かるレベルで解説してください。また関連するMicrosoft Learn で提供されている技術ドキュメントのURLも教えてください。

この繰り返しで解説動画はパートによっては2回、模擬問題集は全ての章の正答率が100%になるまで繰り返しやりました。

勉強時間は試験3週間前からは平日1時間、休日は2~4時間程度でした。模擬問題はスマホでも解くことができたので、家族の送迎の待ち時間やお昼休みを利用してコツコツ解きました。

勉強のコツとしては技術ドキュメントのチェックだと思います。
試験中はMicrosoft Learn で提供されている技術ドキュメントを見ることができます。ドキュメントに掲載されている内容であれば無理に覚える必要はありません。模擬問題を解きながら、ドキュメントのどこに書いてあるか?も確認していくとよいと思います。

6. 試験当日の様子

受験予定日の1ヶ月前にオンラインで受験申込みをしました。自宅から12kmほど離れた駅前の試験センターで平日の週1回受験日がでてきたため、そこで受けることにしました。
初めてのMCP受験ということもあり、かなり緊張し、受付で名前や日付を書き間違えてしまいました。しかしスタッフの方がやさしく接してくれたこと、前日に同僚に緊張していると打ち明けたところ「受験することを尊敬している、試験不合格でも人生は大きく変わらない」と励ましてもらい、なんとか落ち着いて臨むことができました。
試験問題はPCで表示されます。どんな感じで出題されるかは資格試験ページの「デモを体験する」からチェックできますので、試験前にみておくと慌てずに済むと思います。

Microsoft Certified: Power Automate RPA Developer Associate

時間は見直しをしても余るぐらいでした。試験終了を押すとその場で合否が表示されました。

7. 合格後の感想

今回初めてのMCP受験を無事合格で終えられてホッとしています。受験料が高額なため一発で絶対合格したい、という気持ちが働き、よいプレッシャーになりました。またわからない問題をChatGPTに解説してもらうことができたのもとても良かったです。


8. まとめ

実務活用している範囲の資格だったため、合格後は社内で飛び交う言葉がより理解できるようになりました。またタイミングを見て、実務でもいきる範囲のMCPを受験していきたいと思います。


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