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age50; 昨日より今日が良くなっても

こんにちは。
本日は「見た目」のお話、ネガティブ寄りです。


出勤前、私は毎日鏡に向かい、メイクをします。

肌の調子が良かったり、メイクがうまくいったりとかで、(あら、今日はいいじゃない、私)なんて思うことは、少ないですが、あります。

でも、一定の年齢を過ぎると、今より1年後、さらに未来の見た目が良くなるなんてことは、自然の摂理で、もちろんないわけです。
整形でもしない限り。(あるいはしても)

以前友人が「この歳で綺麗っていうのは、年齢のわりにキレイ、ってだけよね。」と言ってて妙に納得しました。



そもそもエイジングに対抗するから「アンチエイジング」

若い方が史上最高の自分を目指してキレイになろうと努力するのは、レベル80から、90、100へと ”あがる” 感覚です。

そこへ行くとアンチエイジングは、持っている荷物を床に置かずしていかに持ち堪えるか、というような努力です。

「今日は昨日よりいい感じ♪」の小さな喜びは、長いスパンで見ると、”上がっている”のではなく、蛇行しながら下っているのです。

そして恐ろしいことに、その荷物はどんどん重くなり、努力で持ち続けるのは難しくなり・・・うっ、これ以上は言えない。


今の50代は本当に若くなったと思います。アンチエイジングの情報はあふれ、化粧品やプチ整形の技術もあがりました。

それはとても良いことですが、やはり、美しくなる努力と、劣化しない努力では気持ちが違うんですよね。

とはいえ、私も日々いろいろやっております。美容素人ですが、効果があり続けているものをいつかnoteに書けたらな、と思っています。


先日デイケアセンターに初めて参加された外国人が、認知症である別の入所者を見て、”That’s my future, you know. Very depressing.(あれが私の未来かと思うと、ぞっとするわ。)"と言っていました。

認知症こそありませんが、彼女だって日本に身寄りはなく、心細い収入に持病をかかえ、杖をついてやっと歩いています。

現時点で私に認識できる下り坂は、さらにその先深く下っているのでしょうか。


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