清水翔太のライブへ向かう電車にて綴った--私がファンになった理由--

今日は、どうしても行きたいライブがあって有給をとった。

私は11年前、音楽番組 Mステで初めて彼の歌を聴いた。デビュー前にNYのアポロシアターで絶賛されていた当時まだ18歳のシンガーソングライターの清水翔太だ。
その時、彼が披露したのはデビュー曲「HOME」私はあの感覚を今でも忘れない。

そう、私は初めてデビュー曲を聴いたあの日から、ずっと清水翔太のファンだ。もちろん毎年行うツアーには欠かさず参加している。

それに日常生活でも私にとって彼の曲はなくてはならないもの。「2ndアルバムが出た頃には私は何歳で、ちょうどその頃はあの人と付き合ってたっけなぁ」とか語り出したらキリがない。(笑)
彼の作る曲に思い入れはすごく強くて、曲がその頃の思いと出来事にリンクする。

そんな大好きなシンガー 清水翔太のライブに私は今向かっている。

嬉しいことに私の姉も妹も清水翔太のファンでライブも毎回一緒に参加している。今回ももちろん一緒に参加するため、もう1ヵ月も前から会うたび「楽しみだね。何歌うかなぁ。」なんて会話をしている。

ただ一つだけ書いておきたいことがある。

それは、今回初めて清水翔太は毎年出している、アルバムをリリースしない中ツアーで全国を回るということだ。それに対して「出して欲しかった」とか「何で今回だけ?」とかそんな思いはない。
なんでかって、彼が納得した上で自信を持って世に曲を出してほしいって思いが強いから。
無理に作った曲や急いで作った曲を聴きたいとは思わない。納得した上でリリースした曲を心待ちにしている。だけどとても心配な気持ちも。アルバムをリリースしない中ライブを行うことに関して、彼は大きなプレッシャーにやられてないかな?と。

そんな不安な思いを持ちながらも、もちろん楽しみで心待ちにしている思いが圧倒的に強い。そんな中私は今、彼の曲をイヤホンで聴きながらこの文章を打っている。
「今日は何の曲を歌うかな?」とか「この曲を歌ってほしいな」なんて、期待が膨らむ。

ここ最近は夏も終わり、涼しくなってきてすっかり秋模様。そんな中だからこそ、私にはどうしても生で聴きたい曲がある。

それは、2010年にリリースしたシングル「君が暮らす街」だ。
この曲は、柔らかくも感傷的な旋律を持つピアノの音色とともに、清水翔太の甘く切ない歌声で始まる。
別れた彼女と一緒に暮らしていた"街"をもとに、付き合ってた頃の思い出を細かい描写で描いてく。

"今日、玄関先で「行ってくるよ」と言いそうになったよ / 狭いベッドで君は眠そうに手を振っていたよね"

過ごしてきた日々、まだ心の奥底にある彼女への気持ちを思い出す彼の様子をセンチメンタルに歌い上げる。

"君が暮らす街がどうしても住みづらくて / 隣の街に引っ越すんだよ / さよならありがとう"

曲のラストシーンでは、彼が彼女との思いを断ち切るため隣の街へ住むことに。

「君が暮らす街」は、清水翔太の曲の中でもかなりセンチメンタルな1曲。

今日の気候にとっても合っている気がする。
と、こんなことを書いてたらあっという間に東京テレポート駅に。
今日の会場は、お台場のzepp tokyo。

私が初めて清水翔太のライブに行った時も、この会場だった。
なんだか今日は最高な日になりそうだ。

…azuki✴︎

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