主役お客様、ガイコツ案内人。
「ガイコツ書店員本田さん」読んでみました。面白い!!!
絵柄的に人外主人公の”ほのぼの恋愛マンガ”だと勝手に思っていました。
書店あるあるネタマンガでした!!!
本屋さんっていい舞台ですよね。
パーソナルな部分がお客さんから見え隠れしてきっと面白い場所だろうなと想像容易いです。
人に言える or 言えない嗜好。時間の潰し方 or 生き方の見本 を探しに来る人。
色々ごっちゃなカオスな場所のイメージです。
そのカオスさを、店員さん視点で面白くいいとこどりで見せてもらえるマンガです!!
そんなマンガですが、変わった点が1つ。
主人公はガイコツです。店員さん鉄仮面とか紙袋とか被ってます。
ちなみに、お客さんは普通の人です。
人外が主人公って最近みるじゃないですか。(おやすみプンプンとか。)
なんで人外を主人公にするのか。
恋愛マンガならわかる気がします。
・雰囲気
・何者でもないけど誰もが重ねる部分がある
・無条件切ない
・種を超えたロマン 等。
しかしこれは恋愛要素はみられません。(今のとこ)
読み始めは、"なぜ主人公はガイコツ書店員本田さんなのか?"不思議でした。
読み終わってぼーっとしていると思いました。
書店員がガイコツだから、お客さんにスポットライトあたっている!
ニーチェ先生は店員さんの個性を楽しむマンガでしたが(大好き)、
比較して、『ガイコツ書店員本田さん』ではお客さんが主人公でした。
ガイコツばっか見てる分、表情とか鮮明にえがかれる人間が際立ちます。
読み終わった後、本田さんはいったいどういう人なのかはわかりませんが、
本屋さんはカオスで素敵な場所だなとわかりました。