プロフェッショナルはプロフェッショナル
今日は髪を切った。
日本を出発してずっと切ってなかった。
6ヶ月間。
そんなことは人生初めて。
そして海外で髪を切るのも人生初めて。
人生初めてなんて今日生きているだけでも今日は人生初めてなんだから。
そんなこと言わなくていいだろって
今思った。
そんなんで、
やはりプロはプロであるなと。
日本ではあり得ないくらいこの一人の男に時間をじっくりかけて髪を切ってくれた。
もちろん日本でもこれまで百人くらいの美容師に髪を切ってもらってきたと思うが、
どのひともそれを生業としていて、
それをすることでお金をもらっていて、
今日の夕飯を買っている。
そうやって生きているわけだ。
そんなことを
サッカー以外の「仕事」を意識する機会に巡り合い、
素直にそう感じた。
「かっこいいなあ」と。
「これがプロフェッショナルだな」と
ハサミを持って僕の髪の毛をミリ単位で調整していく。
他の誰も持っていないようなハケでちょっと髪を切るたびに土のグランドを整地するかのようにハサミに絡んだ髪の毛を取り払う
そして時に、この櫛はjapanって書いてあるぜ!なんて言いながら、
火がつくんじゃないかと思うくらい
何度も同じ箇所をバリカンの種類を変えてそっていく。
そんな美容室のおっちゃんに魅せられた。
もし僕がもう少し若くて、
この感情に辿り着くことができていれば、
美容師になりたい!と思ったかもしれなかった。
僕が幼い頃に見たものは、まさにこれと同じよようなもので、
それが、たまたま「サッカー」であっただけで。
今の自分を見て当時の自分が、
「ああなりたいなあ」
「かっこいいなあ」
って思えるかって今問われると、
胸を張って、yesなんて、言えない。
もっとかっこいいはずだし、
もっとプロフェッショナルなはず。
そんな初心を、思い返させてくれる
まさかの、セレンディピティの
Haircut でした。
何かをすると、
アクションをすると、
絶対得られるものがあるんやと。
また、改めて学びました。
また明日
ばひひ。。
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