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【2020年10月12日(水)のこと】湯船タイムマシーン→2017年夏号の『文藝』、知らないけど知っているひとたち


1. 今日は仕事だ。昨夜は、クローゼットの冬物を整理をしたり、映画を観たりで無駄に徹夜してしまい、あまり寝て無い。
2. 久しぶりに丁寧にハンドドリップでコーヒーをいれる。夏以来かも知れない。コーヒーの香りに生かされる感じ。
3. 昨夜の夕飯の残りをリメイクして焼肉野菜丼弁当を作った。今日から節約生活を再開する。ちゃんとしていこう。ペットボトルを買うのはやめて魔法瓶にコーヒーをいれて持参する。小銭からまずは貯金!

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4. 半身浴しながら読書すると、つい長く入りすぎてのぼせてしまうから難しい。本は一気に読みたいタイプだから、お湯が冷たくなるまで読み続けてしまうので注意が必要だ。
5. 半身浴用読書に、文芸誌はぴったりだと閃く。雑誌だから少しぐらい濡れてもいいし、読み切りが多いし、いろんな作家の作品が入っている。
6. 買ってもほとんど読んでいない文芸誌が何冊もあるので、いい機会だから読み始めている。いま、読んでいるのは2017年夏号の『文藝』だ。
7. 冒頭は橋本治さんが小説を書いていて、植本一子さんの新連載「24時間365日」の日記文学では石田さんもまだ生きていて、なんだかタイムワープしたような不思議な気持ちになる。切り取られた一子さんの日記をやわい雑誌の用紙でめくりながら読むと、気持ちの入り方が違うから不思議だ。
8. 一子さんの文章は、剥き出しの魂を曝け出しているので、活字を追うわたしは、いつもヒリヒリしてしまう。
9. 活字の印刷されている用紙のざらざらするページをひたすらさする。石田さんの苦しむ姿を読むのがとにかく辛かった。日記とは何か?と考える。
10. 早助よう子の短編小説『非行少女モニカ』がひょうひょうとしたペーソスを帯びつつ、どこかユーモアがありぶっ飛んでいて面白かった。学生運動の頃のはなしだけど若い作家さんみたいで、初めて出遭えた作家さんだから要チェック!
11. 眠い、眠すぎる昼休み時間。
12. 街には知り合いではないけれど知っているひとがいる。いわゆる顔見知りのことで、よく行くコンビニやスーパーの店員さん、サンマルクの読書好きなおばあさん、スーパーで会うおしゃれなマダム、モデルみたいなオシャレ青年、隣人の有名な古本屋の店主、著名なアートデレクターなどなどいる。
13. わたしのことも、そんなふうに一方的に知っているひとはいるのだろうか。
14. よく行くセブンイレブンのパンクなお姉さん(たぶん40代後半?)は、いつもハキハキして気前がよくてファン。黒いマニュキュアに濃いアイライナーを引いていて皮のパンツをはいていてカッコいい。
15. 駅に近いローソンは、珍しく店員さんが全員ほがらかで、フレンドリー。オーナーも親切で買い物をしていても気分がいい。元八百屋なのか、野菜もたくさん売られている。チェーン店でも、やはりひとで違いは出る。チェーンだからどこも同じなワケではない。気分が落ちているときは、ローソンであえて買い物をするくらい通っている。
16. よく行くスーパーでも、レジを打つ人はいつも同じメンバーなので、ひととおり顔は覚えている。
17. レジ打ち女性の中で2人くらい嫌なやつがいて、その中のひとりがスペシャル意地悪でレジにあたるといつも気分が悪い。カードのポイントがつかないので声をかけたら、今はコロナで非接触中だからカードには触れない決まりですので、あなたがセルフでしないのが悪いせいですと強く言われ、自分の非を認めず、逆切れされたことがあった。
18. 本当にセルフでする決まりができたのか他のレジ打ちの方に後日聞いたら、いえ、大丈夫ですよ、と言われ、笑顔で処理してくれた。やつは、ただ面倒なだけだったのだ。
19. 意地悪レジうちの人は、やはり人相も悪い気がする。にこやかに互いに接し合えば、互いハッピーな気持ちでいられるのに、そういうひとはいつも不機嫌で刃物をびゅんびゅん振り回している。そして、どこに行ってもそういうひとは一定数、存在する。
20. 穴の中でビバーク状態のハートが弱っているわたしは、なるべく意地悪なひと、不愉快なひとには近づかないように心がけねばならない。ヒューマンディスタンスを気をつけている。
21. コロナだけじゃなくて、ココロも悪意に感染しないようにしないとならない。生きていくって大変なことね。
22. 仕事、眠くて苦行なり。じぶんが悪いからしかたない。とっぴんぱらりのぷぅ。

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