【2020年8月31日のこと】カフェでのマンウォッチ、核兵器廃絶、ヒロシマ
1. いつものサンマルクの席で、ミミミ文学。
2. いつも左隣に座っている70歳ぐらいのマダムもいて、読書をされていた。ともに常連さん。
3. いつもIラインのワンピースを着ていて、赤いステッキをついている。今日は紺地に花柄のワンピースで文庫本を読んでいた。
4. たぶん小説だと思うけど、なんの小説か気になってときどき盗み見をしているがわからない。表紙はなく、茶色に焼けてる頁の本。夏目漱石の「こころ」ぐらいの厚みだ。家の本棚にあった昔の本なのか古本なのかな。
5. 近くではお団子頭の女の子がiPadにイヤフォンをつけてYouTubeを観ている。たぶん、近所のバレエ教室の子だね。
6. 借金!借金!というテロップが出てくるバラエティみたいなのを観てるが、なんの番組なんだろう。気になる。一人でジュース飲んでいるのも気になる。隣は何をする人ぞ。
7. ポットキャストでロンドンブーツの田村淳さんのラジオを聴きながら昼間は部屋掃除をしていた。アーカイブを一気に聴くのは面白い。
8. ゲスト、ピースボード代表の川崎哲さんの回。川崎さんは、核兵器廃絶国際キャンペーン (ICAN) 国際運営委員。核兵器廃絶に力を入れている。あと6カ国が批准すれば核兵器禁止条約が90日後に発効すること、日本は批准してないことは思っているより知られてない気がする。
9. しかし、核兵器の次の兵器になると言われるAIの殺人ロボット 兵器の話をラジオで聞いてびっくりしてしまった。知らなかったが、リアルに開発は進んでいるらしい。
10. 核兵器のことを踏まえて、AIの殺人ロボット 兵器が実用化される前に禁止条約を作る動きがあることを知る。先読みして阻止していくことは大事だ。
11. 東京の目白の図書館になぜかペッパー君がいる。児童図書コーナーの前にいるが、なんのためにいるのか分からない。もう珍しくもないのか誰もよりつかないしスルーされている。
12. わたしはペッパー君の黒いワンコみたいな目を見ると、存在を無視されているようなペッパー君がネグレストをされているように見えて、せつなくなり、胸を痛める。
13. でも、先日、AIロボットより人間の方が安く雇用できるから、AIに仕事を奪われるなんて心配しなくていい、というブラックジョークを聴いてハッとした。
14. 図書館のペッパー君は、図書館の非常勤職員の給料より維持費は高いかも知れない。何もしてないペッパー君、色々と、倫理も含めて考えてしまう。
15. Twitterのひろしまアーカイブ炎上について、まわりから意見を求められたりした。わたしはね、思うところは多々あるけどね、いちばん思うのは、SNS炎上→謝罪→中止→忘却、みたいなここ数年の流れがいや。
16. わたしなら、ピンチをチャンスに意地でもしたくなるから、これを機にクレーマーも巻き込んで検証し、新たなことを創出したいと考えるだろうな。正しい、正しくないの対立を超えた第三の方法を考えることに意味があると思う。批判だけならば何も生まれない。
17. 思えば、チンポムの広島での騒動を検証した本『なぜ広島の空をピカッとさせてはいけないのか』は、それにあたるかも知れない。また、このヒロシマの件は、チンポムの2011年の作品にも繋がっていったと思う。
18. BBCが『世界一運が悪い男』などと二重被爆の山口彊さんを笑いのタネにした2011年の炎上事件も、確かのちに反省を込めてBBCで被曝の実相を放送したはず(ネットでソースは拾えず、記憶も曖昧だが)。また、ドキュメンタリー映画もできて、それはイギリスで放映された。わたしは、このBBC炎上事件で「二重被爆」のことを知った。それが契機となり山口彊さんの娘と孫は次世代の被爆体験の伝承者になっている。その展開って大事だと思う。
19. 不幸なことが起こったら、意味ある何かに転換しないとやってられない主義のわたし。何があってもただでは起き上がりたくないと思ってしまう。ビンボー気質だからね。
20. ひろしまタイムライン、9月は枕崎台風がくる。原爆投下された街に巨大な台風が来た歴史を知らない人、多いと思う。Twitterが知るチャンスになるといいな。とっぴんぱらりのぷぅ。