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【2020年8月15日のこと】終戦の日、ドラマ『ワンダーウォール』とコロナ、夏野菜


1. 暑くて目が覚めた、丑三つ時ミミミ文学。


2. 仕事のことを考えたら寝ておかないとダメなのに、暑くて再び眠れない。眠いけど暑い。霧吹きに氷水を入れて全身にスプレーする。扇風機を強にする。


3. ノークーラーの先輩であるイルコモンズさんは、早寝早起きをして涼しい時間帯に仕事をするらしいけど、暑い中、眠れているんだろうか。なんか工夫とかあるのかしら。なんて思いながらTwitterをのぞく。


4. 8月15日終戦の日。75年前のまさに今頃、玉音放送をめぐり宮城事件・クーデターと小田原で空襲があった時間だ。


5. 去年、たまたま出遭ったおばあちゃんが、子どものころ、小田原空襲に遭遇し気絶してしまい、目覚めたら戦争が終わっていたという話をしてくれた。


6. 8月15日の空襲はもはや残った爆弾処理みたいな感じで必要性はまったくなかったのにな。この日は、特攻隊も飛んでいる。日本のいちばん長い日。


7. コロナに感染している芸能人が増えている。夏になったら収束するって話はどうしたんだろう。一方で「苦しくても入院できない」とか「検査してもらえない」とかTwitterでツイートしているひとを今も頻繁に見ると、一人暮らしバイト生活者(ビンボー)としては不安になる。


8. 助けて!と言っても助けてもらえないのは地獄だ。社会保障のためにかなりの税金を払っているのに、なんなんだろう。


9. なんてことを考えていたら渡辺あやさん脚本のドラマ「ワンダーウォール」を思い出した。2年前、NHKで放映されたドラマであまりにもすばらしくて映画化になった作品。


10. 京大の吉田寮の話をベースにしたドラマで、寮を建て替えたい大学側と、補修し残したい学生たちの対立を描いた作品。ドラマのファンはかなり多い。


11. 大学側が学生との対話を拒むかのように大学の学生課に突然アクリルの壁(ウォール)をある日作る。コロナ感染予防で最近よくみるようになったアクリルの壁だが、それとは違う意味で象徴的だ。


12. そして、抗議される窓口に立たされるひとは、決定権のない弱い立場のひとが対応する。これは、どこの組織でも当てはまり、今で言えば保健所の窓口や病院の窓口で働くひととも重なる。責められる最前線に立つ彼らは上からの指示で動くのが仕事。


13. だから、いくら彼らに言葉を投げかけても、決定権のあるひとまでは届かないし、変えられないし、分断以前に対話にもならず、独走は止められない。


14. なんて言うことを描き、問いかけるドラマで、短い時間の中に世の中の縮図がぎっしり詰まっている。


15. 映画はまだ観られていないが、ロングバージョンでまた観てみたいな。なぜか映画予告のコメントに漫画家のくらもちふさこさん。何で?


16. 田舎の母から朝採りとうもろこしの茹でたものがまた送られてきた。あまくて瑞々しく美味しい。ぷちぷちな感触も好き。


17. 岩塩のローズソルトをかけて食べる。岩塩は少し高いけど、ほんの少しで味を引きたたせるし美味。2年前に買ったがまだまだ減らないからお得。

18. 夏はとうもろこし、冷奴、冷やしトマト、すいか、などにぱらりとかけて食べるのがたまらなくいい。熱中症予防に少し舐めるのもまたよし。

19. 白いとうもろこしも入っていた。食べて美味しかったからと、一本だけ別袋に入っていた。気持ちがありがたい。送られた全7本、食べきる。

20. 仕事に差し支えるから少し二度寝しよう。仕事行きたくない病罹患中。涼しい環境で過ごせるのはいいけれど、職場の人間関係と忙しさが憂鬱。うーん、憂鬱。とっぴんぱらりのぷぅ。 


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