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大森靖子と「ブス」と言われた12歳の私

12歳の夏、中学校の廊下で突き刺さされた言葉
T :「〇〇ブス!RとHも言ってた!!!」

幼さと勉強とだけで生きていた自分に駆け巡った思いは珍しく(死にたい)ではなく(整形したい)だった。

"GIRL'S GIRL"
初めて聴いた靖子ちゃんの曲、いくら「ブス」と言われても‪自分の形成してきた可愛いを否定されようが(女の子って最高)という思いを再生させ、整形を肯定的に捉えてくれる。すーぱーはちゃめちゃの支えとなる曲になった。


"給食当番制反対"
小学6年生の時、給食当番を終えて席に着くと筆箱やら防災頭巾が隠されていたり自分の給食の盛り付けだけ極端に少なく汁物の器にうずら卵ひとつだけ盛られていたりスープの上にサラダを盛りつけられご飯の上に消しかすをかけられ散々な時間を過ごした。そんな中でも見かねたクラスメイトが汁物をよそってくれた事もあったまさに「同じ孤独をくれた君」だったし「最後の天使」であり「新鮮な魚も目が飛び出るほど汚れた心」を抱きしめてくれる様な存在だった、その時は死にたい気持ちを抑え込んで泣くのを我慢して昼休みに図書室から教室に戻って蹴られていた自分の机と椅子を定位置に戻して帰る前に昇降口のどこかしらに隠されている靴を探して掃除ロッカーの中のバケツやらゴミ箱から靴を取り返してなんともない顔で家に帰って塾へ向かうのが精一杯でありがとうもいえなかった。

"デートはやめよう"
好きな人のイケてる一面よりだめだめなとこ見たいし靖子ちゃんの歌う「埋め合わせはコンビニで1番高いアイスでエロいことしよう」とか「言ったことないような汚い言葉でぶつけてよ」とか全部生きてるって実感を得るためにち必要で他人からみたらクソしょうもなくても自分の世界では大切で自分を崩さない為アーメン。

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