2代目13LABO店長の1年間を終えて
お久しぶりの方も、よくお会いしている方もこんにちは。
私は、12月23日をもってラボの店長を引退、そしてラボの運営からも卒業することが決まり年内で活動を終了します。
今回のnoteでラボのことを書くのは最後になるかもしれません。
1年と3ヶ月、ラボを通して関わってくださった多くの方のおかげで、最後まで店長という肩書を持ちながら活動することができました。本当にありがとうございます。特に1月からの店長としての1年間は、ラボに全力を注ぎました。今では自分の人生にかけがえのない人達がたくさんできました。私の1年間の活動を支えてくれたのは皆さんです。これからも関わる人にとって13LABOという場所が、楽しく活動できる場所になればいいなと思っています。
店長ってこんなことしてた。1年間を通して学んだ事
店長ってよく「何してるの?」って聞かれることが多かったです。
店長のお仕事は13LABOで取材されました。店長の独占インタビューnoteです。ありがとう。
※実は自分で持ってるラボでの写真がなくって色んな人に声をかけました笑 送ってくれた人ありがとう!
私のお仕事は、13LABOという場所とそこに関わる人と向き合い、時間を使うことが責務であると思い活動していました。
初めて書いた1年前のnote。店長になる直前に書きました。懐かしい。
初々しさは残っていますが、やりたかった事も、理想としていたことも根本は今と変わらなくて驚き。我ながらあの頃の自分を褒めてあげたい笑
この1年間、店長を通して学んだ事は、本当にたくさんあります。ただ、店長を経験して、これからも自分の中で面白いと感じて求め続けるのは、コミュニティーなんだと分かりました。人が好き。ただそれだけだけど、それが何よりも私の言動力になっていました。人と人との繋がりを通した可能性は偉大だと感じました。
私が店長になったばかりの頃は、10名ほどのスタッフで運営を行っていたのですが、現在は32名のラボメンが一緒に活動しています。13LABOは、様々な大学から集まり活動しています。他大学の交流も盛んで、多くの刺激を得ることができます。ラボメンがまたラボメンを呼び、あるいはお客さんを呼びます。
そして、13LABOが他のサークルや学生団体と違う魅力は、お客さんや団体外の学生も多く集まる場所であるという事です。それだけ人と出会い、繋がれる回数や人数が増える。人と人とが繋がることで、成し得る事はたくさんあるんだという事を、1年間の活動において実感しました。しかし、今年はコロナの影響で、昨年度のようなオフラインでのイベントの開催も難しく、営業もできない状況が続き、スタッフ間でも何度も営業継続について考える機会もありました。コロナ禍でも以前のように出会いの環境を作るためには、どうすればよいのか考えることも多く、大変悩みました。
しかし私自身は、1年間で多くの仲間や友人が出来ました。活動拠点である志水ビル内でキャリアについて学んだり、ビル内のメンバーと大学とで協力し、オンライン上で新入生サークル説明会の運営に参加したり、ラボのイベントもオンラインでの活動へシフトし、休業中もSNSを中心に少しずつですが、活動の幅も広げていくことができたのではないかと思います。今できる最善の形を考え、行動するという事も楽しくて、充実したコロナ禍だったではないかと思います。多くの方との出会いからたくさんの経験をさせて頂く事は、13LABOで活動していなかったらできなかったと思います。
誰かのために生きることが自分のために生きること
13LABOは、人に誘われて入りました。自分のやりたい事がないまま、誰かのために、求められる場所で動き続けた結果が今の店長という形でした。それが大変そうに見えていた理由かもしれません。
でも、私自身も、誰かの上に立って何かしてみたいと思っていて、13LABOという場所で自分を変えたいと思えたし、わくわくもしたから人生ではじめてと言える自らやりたいという責任と意思を伝えました。前半の半年間はとにかく忙しく、人を集めて、毎日ラボに通ってシフトに入り、人と話して、ラボがどうすればたくさんの人に認知してもらえるのか、来てくれるのか、どうしたらラボという組織がうまく回るのか、みんなが楽しく活動できるのかを常に考えて過ごしていた気がします。そんな日々を過ごして、自分も楽しくて、みんなにとっても力になれるかもしれない私の動きが言語化できたのは本当に最近でした。みんなの背中を押せる人になりたかったんです。
私は、苦手なこともできないことも100%全力でやってみてもうまくいかないときのほうが多いです。自己評価が低く、自分へ不安を抱きやすい為に、何か物事を始める時には、自分の為に挑戦するという勇気が持てないことが多かったです。やりたいと思う事も見つからず、やりたい事がない自分が店長をしていていいのか、悩んだ時期もたくさんありました。だけど、そんな私も背中を押してくれる人がいたから店長という、組織の代表として挑戦することができたのだと思っています。誰かのためが自分のためになるような気がして背中を押せる人になりたいと思うようになりました。
今、1年間を終えてみんなに伝えたい事
今は胸を張って1年間やり切った!といえます。コロナの影響で半年以上営業できない状況となり、常連さんの皆様には、多くのご迷惑をおかけしてしまったのにも関わらず、13LABOという場所を変わらず使っていただいた事、心より感謝いたします。本当にありがとうございました。
たくさんの方々への感謝は、ラボが終わってからも少しずつ返していけたらいいなと思います。ラボメンも卒業という形になるので、来年から私がカウンターに立つことはありませんが、これからもラボには時々顔を出しますのでその際は、またお話ししましょう!
最後は、第3期も続けるラボメンへ向けて何かnote上でも残せたらと思いましたので最後まで読んでくれたら嬉しいです。
私は苦手なことがたくさんあります。
自分の感情を伝えるのも昔からとても苦手です。店長をしていくうちに人前で話す場面も増え、少し慣れましたがまだまだ緊張します笑
でも人と人とが出会い繋がる場所だからこそ伝える事が必要なのだと思ったんです。
店長として上手く出来るか不安だったし、私が思っていることをうまく伝えられず、失敗もたくさんしてたくさんの人に迷惑も掛けました。でもこんなことをしてみたい、とかこんな風にやってみたいとか最初はうまく伝えられなくてもそれを誰かに伝えたら、私は一緒にやってくれる仲間が出来ました
誰かが困っていたら、手を差し伸べる言葉が大切だとこの1年間で自らの経験を持って感じたのでこれからのラボメンは、わからないこともたくさん助け合って色んなことに挑戦してほしいと思います。
私がきっと1年間で継続してきたことは誰かに相談したり相談されたり背中を押したり押されたりの連続でした。
そして、13LABOが大好きだという事。
みんなが一緒にいてくれる事への感謝を伝えたら、私の周りには素敵な人がたくさんいました私の人生は、本当に人に恵まれて生きているなと感じます。この1年3ヶ月は、特にそれを自覚しました。こんなに嬉しいことはないです!
今まで本当にありがとうございました!
これからも私を
どうぞよろしくお願いします。
皆さん良いお年を!
13LABO2代目店長 髙谷 愛梨
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