不妊治療2

大学病院に紹介された私は、紹介状を手に早速足を運びました。

改めてエコー検査や血液検査、ホルモンの値などの検査をしました。

多嚢胞性卵巣症候群とは、原因を探すことが

難しいらしく、大学病院でも検査項目全て数値に異常はなく

これといって見つかりませんでした。

初めて大学病院を受診したその月から早速排卵を誘発するための

自己注射「ゴナールエフ」

をすることになりました。

自宅から病院まで車で片道30〜40分ほどかかるので

毎日の通院は厳しいので

自己注射を選択しました。

生理が始まって3日目辺りから打って1週間後に診察

卵の大きさ次第でまた2、3日後や1週間後と

受診日が決まります。

1周期にかかる費用も4〜5万、

1回受診するのに待ち時間は

2〜3時間は当たり前 ひどいと4時間待ってたこともありました。

卵が無事18ミリぐらいまで育ってきたら

次は排卵を促すHCGという注射を打ちます。

そこから大体36時間で排卵すると言われているので

そこに合わせてタイミングをとります。

タイミングをとった1週間後に

黄体を補充するゴナドトロピン注射を打ちに行きます。

今考えると注射ばかりしてました。

「彼との子どもが欲しい」その一心でした。

そんな生活を5年くらいしてました。

もちろん主治医は人工授精にステップアップしなきゃこのままでは

確率が低すぎると何度も

仰って下さいました。

それでも私がそこまで踏み込めないまま

そしてやめ時もわからないまま

妊娠には至らず、ずっと同じゴナールエフ注射で頑張りました。

不妊治療、、、

とても辛かったです。何かに取り憑かれたかのように

色んなことをインターネットで検索したり。

周りのおめでた報告に素直に喜べない自分がいました。

そして、治療を初めて5年後のお正月休み期間中に妊娠が分かりました。

震えるほど嬉しいのと、無事に産まれてきてくれるかの不安が

一緒に襲いかかってきました。

次回は妊娠期間中、そして治療中に私が思った事を書いていきます。


今日はそんな長男くん体調を崩して

一日中家の中でした。

明日にはよくなりますように🙂



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