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令和5年の世田谷区長選と世田谷区議選についての雑感

はじめに

あくまで大学時代に行政学を専攻したものの、社会人になってからは全く関係ない業界に進んだ人間による、選挙結果と個人の見解に基づいた内容なので、正確性は担保しません。 また、2歳児のお守りをしながらTwitterに投稿したので、推敲が不十分となっております。
ちなみに区長選挙は内藤ゆうやさん、区議選は加藤たいき区議に投票しています。

世田谷区長選

まずは世田谷区長選、とにかく内藤さんの知名度不足が響いてひっくり返せなかったんだと思う。 むしろ2ヶ月でよくここまで浸透したなとも思うけど、やっぱちょっと詰めが甘い所もあったなあと。
例えば区庁舎建替で400億円を0円にするってあったけど、あれは庁舎建設手法を変えて費用を実質ゼロにするのではなかったので、区庁舎建替で防災広場捻出と、財源確保の見直しで年○○億円創出して増税なしで区民サービス向上と謳えば良かったんじゃないかと思うし、一緒くたにしてしまったことにより、分かる人が見ればちょっと変じゃないかってなってしまったと思う。
とはいえ区庁舎建替の話は本来4年前の区長選のネタにすべきだったと思うので、当時の候補のツケを内藤さんが払わされたようなものか。
もっと言えば、区庁舎建替よりも都市計画道路未整備問題の方がもっと響いたと思う。その点恵泉裏通り問題に触れたのは良かったけど、もっと言えば補助第54号線問題に触れれば、保坂区長がムキになって頓珍漢な反論をしてきたんじゃないかとも思った。
また、債券運用の所はそれなりに知識がないとなかなか理解が難しい話ではあるので、もっと噛み砕くべきだったかなあと。
次の区長選も内藤さんは出馬されると表明されているので、内藤さんご自身のブラッシュアップと同時進行で地域への浸透・SNSでの空中戦の展開もお願いしたいところ。 確実に保坂区長の票は削れているので、4年掛けて地道なドブ板とSNS戦略を着実に実行すれば、なんとなく現職に入れている層は確実に取れると思う。

2023世田谷区長選分析

世田谷区議選

次は世田谷区議選。 重点的に応援していた加藤たいき区議とくろだあいこさん 、地元の宍戸区議が上位当選され、他にも当選してほしいなと思ってた人が多数当選されたのは良かったんだけど、投票率が上がったことにより当落線上に行っちゃった現職区議多すぎませんかね、前回あんなに上位だったのになんでギリギリしか票入ってないんですかねっていう人が多すぎたと思う。
多分地元や支援団体だけ固めておしまいって感じなんだろうけど、その作戦は投票率が上がったことにより破綻しますよと言いたい。
やっぱ空中戦仕掛けないと負けるでしょとは思うし、当選したけど得票数が一気に落ちた人もちゃんとなぜなぜ分析やってほしい(とはいえ前回出馬した人、自民・公明・立民とも大方票数減ってるんだよな)。
例えば5000票超えた宍戸区議と落選した上島区議を比較してみると、宍戸区議のポスターって下高井戸駅周辺・特に宍戸さんのお店やビルがある北口付近は数の暴力というレベルで大量に貼ってあって、嫌でも名前を覚えると思うんだけど、経堂駅周辺で上島区議のポスターってあんま目に付かないので、こういう所で差が付いたのかなあと。これやると誰入れればいいか分からない人が名前覚えてるからって入れてくれるんだよね。あと選挙事務所も宍戸区議の所は常に人がいたけど、上島区議の所は看板だけ貼ってある無人のスケルトン物件だったし。
これからの時代、TwitterとかのSNSで有権者と交流するとか、特定の政策で強みを生かすとかそういうことをしないと無理なんじゃないかなあって思う。SNSしない世代はどんどん鬼籍に入っていくわけだし、微減してる人の微減した理由は固定支持層の高齢化に伴う死亡・投票困難化じゃないのとも思うので、まずは熱心な支持者や後援会関係者がこの4年間で何人亡くなられたか、何人老人ホームに行ったきりかを確認された方が良いのでは?

2019年と2023年の得票数差
党派別得票数
党派別議席数

他にも思いついたことはあったけど、内容忘れたので以上

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