デマ情報にだまされない-具体例②
この記事の導入はhttps://note.com/aaachankuma/n/na7979ea68b09でご説明していますので、最初にそちらから一読いただけると幸いです。
情報を一部分だけ切り取らない
というのも情報の取り扱い方として大切なことです(と、もっともらしいことを言ってみるw)。
さて、ここからは具体例・・・私が最近知り合いから受け取った拡散希望メールを題材として解説したいと思います。
~~~以下、コピペ文章~~~
情報共有です、
新型コロナウィルスは、感染しても何日も症状が出ない場合があります。では自身が感染したかどうか、どう分かるのでしょう。咳と熱の症状が出て、病院に行った時は大体50%は肺が繊維化していると考えられます。即ち、症状が出て受診すると遅れるケースが多いのです。
台湾の専門家は、毎朝、自身でチェックできる簡単な診療を提示してます。
深く息を吸って、10秒我慢する。咳が出たり、息切れる等、すごく不便なことがなければ、肺が繊維症状になってない、即ち、感染していないということです。(注:新型コロナで悪化すると、肺胞の組織が繊維化して硬くなっていくようです。)
現在、既に大変な事態になってるので、毎朝、良い空気を吸いながら、自己診断をしてみてください。
また、日本のお医者さんは、とても有効なアドバイスをしてくれています。
常に口と喉を濡らして、絶対に乾燥した状態におかないこと。15分毎に水を一口飲むのが良いそうです。ウイルスが口に入ったとしても、水とか他の飲み物によって、食道から胃に入ってしまえば、胃酸によりウィルスは死んでしまう。水分をよく取らない場合、ウイルスが気管支から肺に侵入してしまうので、とても危ない。
日赤医療センタードクターから
今、東京の日赤総合病院で働いていますが、この数日でコロナウイルス感染症の患者さんが急増しています。
私の病院のコロナ病床は満床になりました。
重症者もいます。
現場ではすでに医療崩壊のシナリオも想定され始めています。
正直、報道よりも一般のみなさんが思っているよりも、現実は非常に厳しいです。
近い将来、本来助けられるはずの命が助けられなくなる事態になりそうだと感じています。
今まで、どんな人でも少しでも生きたいという思いがあるのなら、全力で命を助ける医療をやってきました。
でも、このまま感染が拡大すれば、「助ける命を選択する医療」にシフトしなければならなくなります。
本当に悲しい。
だから、外出を控えてください、人と会わないでください。
感染を食い止める方法はこれしかありません。
生きていくための最低限の外出だけにしてください。
このメッセージを出来る限りの家族や友人にシェアしてください。
時間がもうありません。
よろしくお願いします。
~~~以上~~~
さて、みなさま、これを読んでどのように感じたでしょうか?
そして、例えばこれを、もっとも身近な人から受け取った時、あなたはどうするでしょうか?
①身近な人から回ってきたので、とりあえず回しとく!
②情報をよく吟味してみて、信じられそうだな、と思ったら回す。
③胡散臭いところもあるけど、正しいっぽいところもあるから、注意喚起した上で、回しとく。
どうでしょうか?
正解は!
・・・すいません、長くなったので次のnoteに続きます(;´Д`)。