ピエールボナール展にいってきた
こんにちは。初投稿です。
普段はしがない独身サラリーマンやってます。
普段ふと思ったことは、TwitterやらFacebookやらinstagramやらで投稿していますが、どれも長文をを書き連ねるのに適さないのでnote使ってみました。
さて、自分は印象派やらナビ派やら、正直全く勉強していないのでどどど素人です。
ただふとしたことをきっかけで美術館に行き、そこから「なにこれおもろいやん!!」と思い今回もピエールボナール展にいってきた次第です。(もちろんひとりです)
下にはつらつらと作品を見て自分が思ったことを書き連ねますので、共感してくれる人がいたらコメントしてくれると嬉しいです!!
※あくまで個人の感想ですのでお手柔らかに。
ピエールボナールはフランスの画家で、浮世絵など日本の芸術作品に影響を受けた画家なそうな🤔
■黒いストッキングの少女
女の子の暗い影が印象的。病んでるというか、なにかに怯えたり、悲しんでいる様子が目を引いた。自分がやや病んでいた時期があるからか、こういう作品を観ると共感してしまうのかもしれません。
■男と女
裸の男女の間を隔てる衝立が印象的。男はボナール、女性は奥さんのマルト。素性の知らない男女の心理描写を描いていて、なんで裸にしたんだろう?と思わず考え込んでしまいました。さらけ出してるのに、未だにある心の壁を描いているような気がしました。
■ブルジョワ家庭の午後 あるいはテラス一家
これは思わず見惚れました。
裕福なブルジョワ階級の家庭の日常を描いた作品。
複数人の子供や大人たちが描かれているが、親子らしき人物を除いて、みな自分の世界に入り込んでいる心理描写が素晴らしい。
裕福=幸せではないことであったり、陰りのある少女の表情は、まるで「みんな死ねばいいのに」とでも思っているかのようですごく印象的でした。
たぶん考えすぎですね。笑
■フランスシャパーニュ
1889年、ボナールがシャンパーニュの広告コンクールで最優秀賞を受賞した作品。
これをきっかけに画家を志した。
一言で言うと感動。
グラスが溢れでるシャンパーニュの泡が広がっている作品で、現代のCGでも再現できない、まさに絵でしたから表現できないないところがなんともやばい。
技術は発展しても、古来の表現力には敵わないなと痛感しました…。
■総評
ピエールボナール展よきですね。1989年に画家を志してからの作品の軌跡の作品がよく分かりました。
個人的には序盤の作品の方が好きです。自分が好きなものを素直に書いている気がするし、心理描写を描いたものが多くあるので。
1909年あたりからはモネの影響もあり、徐々に細かい色彩をより鮮やかに表現するようになっていったので、必然的に人よりも風景画などが多くなっていた印象でした。
テクニックの追求によって絵画自体はどんどん綺麗になっていったものの、メッセージ性みたいなものは同時に薄れていってしまった気がしました。※あくまで個人の感想です。
自分は結局2時間ほど滞在してゆっくり回りました。ちなみにシャンパーニュのポストカードを購入しています。笑
みなさんも時間があったらぜひ行ってみてください!!
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