デザインをしていくということ
デザインの伝え方(Articulating Design Decisions)
という本を読んで章ごとに自分なりにまとめていくシリーズです。
読み解くというよりは、読んで考えたことを書き留めていく感じです。
さて、第1章デザインの役割の変化、を読んで、、、
・そもそも「デザインする」とは?
・ステークホルダーとデザインしていく
・現代におけるUXデザイナー
について考えた。
そもそも「デザインする」とは?
Design とは、、、
デザイン(英語: design)とは、審美性を根源にもつ計画的行為の全般を指すものである。意匠。設計。創意工夫。
デザインの語源はデッサン(dessin)と同じく、“計画を記号に表す”という意味のラテン語designareである。
審美性は根原にもつ計画的行為の全般とのこと。
語源から見ても、単に審美性を持つものを表す言葉ではないことがわかる。
本書の中、筆者のかつての体験を踏まえて語られている場面で、
「デザインするには、クライアントのニーズへの理解が重要で、クライアントはどのような問題を解決する必要があるのか、を理解しなければならない。」
とあります。
デザインとは、主観的に創意工夫する行為やその作品のことではない。
ある問題、また伝えたいことがあって、それを解決や、伝える為にどうすればいいか、それを考えることなのではないか。
と思った。
ステークホルダーとデザインしていく
最近色々なことを知っていく中で、どの分野?でも、この”ステークホルダー”という言葉が登場するように感じる。
先ほどクライアントというステークホルダーが出たが、デザイナーとクライアント以外にもステークホルダーはいる。
例えばWEBアプリのUXデザインについてであれば、もちろんエンジニアもステークホルダーに入る。
デザインが、単なる美術的創作行為と違うのは、評価・批評の際だ。
絵の表現に対して感じることは主観的である。デザインされたものに関しても主観的に感じることはあるだろう。
絵の評価の時は伝えて終わりだ。賛成するかしないか、二者択一。
しかしデザインはそうではない。ステークホルダーとの話し合いによって最終的な合意に至る道を見つけ出さなければならない。
そのステークホルダーに合意してもらえるように、自分がデザインしたものをステークホルダーに説明する能力が必要ということ。
、、、、なるほど、独りよがりの創作ではないと。
コミュニケーションって何においても大事ということですね!
ここまで長くなったが、本書は「自分がデザインしたものを説明する」というテーマで書かれている。
現代におけるUXデザイナー
これは、ここではおまけみたいなもの。
デザイナーの中でも、本書で取り上げられているのは、UXデザイナーである。(本の対象としてはデザイナー全般と書かれている)
UX、UXデザイン、UXデザイナーについては別途色々学びたいところ。
めちゃめちゃ興味ある。
デザインは単なる「道具」というふうに思っていたが、今や素晴らしいデザインは誰もが期待する「標準」となっているらしい。
「ステークホルダーが望むもの」と「デザイナーがていねいに作り込んだもの」のバランスが重要。
少しでも勉強しておこう。笑
次!第二章読むぞー。
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