
CONTAX tvsとの毎日が始まりました/カメラ日記
先日、おじいちゃんより譲り受けたCONTAX tvs。
そんな可愛らしいカメラに愛をこめて、出会った経緯や感想を書き綴ります。
大阪に住むおじいちゃんは、大のカメラ好きで、登山家。(80超えてからエベレスト何合目かまでの挑戦をするパワフル系じいさん)
そんなおじいちゃんのカメラはおじいちゃん自身の宝物で、今まで簡単に貸してほしい、譲ってほしいとは言えない雰囲気がありました。
でもどうしても使ってみたくて。
遠慮よりも、だめもとでも頼む力のほうを信じて
「使ってないフィルムカメラある?あったら使ってみたいの…」と電話したのです。
そしたらコンタックスでした。
と、ひょんなことから出会ったコンタックスですが、実はフィルムカメラはコンパクト1台とよく撮れる中判1台とかで持つのが妥当なのではと感じていた私にはドンピシャなカメラでした。
この、コンタックスtvsというカメラは、どんなフィルムカメラ雑誌にも、ウェブ記事にも、”描写が素晴らしい「カール・ツァイス」のレンズが使えるのが最高ですよ。”と書いてあるのです。
ドイツ発祥のレンズメーカーらしいが、渋めのカメラ好きからの支持は堅いらしい。うん、たのしみ。
ファインダーを覗くと
「OFF」の表示が。笑 (iphoneでなんとかファインダーを撮影)
かわいいっ。
レンズの横のノブみたいなところをクイってすると電源が付きます。
かわいいっ。
ズームリングも、素朴だけどなんかチタンな感じがとてもおしゃれ!
レンズは変えることができないので迷う必要もなく、感覚的に撮りたいものを素直に撮れそう。
あと、レンズキャップが恐ろしいほど小さいのです。
そこにおじいちゃんオリジナルの真っ赤な蛍光シールがペタペタ張ってあり、これまた素朴でフフッと笑ってしまいました。
なくさないように、見つけやすいように、という心意気が素晴らしすぎる。
ということでこの5日間ぐらい毎日持ち歩いていました。
1本目のフィルムはおじいちゃんが入れといてくれた撮りかけのやつで、なんのフィルムかイマイチわからぬまま撮り終えて写真屋さん持っていったら、NEOPANという聞いたことのないやつでした。
モノクロなんだそうな。ということで即日仕上げではなく15日まで待機。カラーだと思って撮ってたので、カラー現像で御願いします!とか言っちゃって、これは、モノクロですね…。と言われる始末。
更に期限切れてると思うので、うん。不安ばかりですねこれは。
でも楽しみ。
みて、手が余ってる。指が余ってる。
ニコンフルサイズ機からのギャップ。
(昨日、おびさん さんがピッカピカのライカで撮ってくれたやつ。2019年は猫背も直したい)
・・・
そんなこんなで、2本目に入れたフィルムは、「Kodak GOLD 200」。
ずっとコダックゴールドで撮ってみたかった…!あたたかい色味がすてきなやつなんです。これが、ただ色温度高いだけなのか何なのか解明したくてアマゾンでポチ。
フィルムに憧れる謎のデジタルネイティブです。笑
来月ぐらいにはコダックポートラデビューするんだ。
・・・
あ、今日、ほほえましくも絶望的な事件もありました。
友達と遊んでて、ほうら、フィルムカメラだよう!!で見せてたら、
パカッ。
…
察しましたよね。撮影中のフィルムが入っていながらにして蓋を開けてしまうご法度です。(フィルムがだめになっちゃうらしい)
ええええええ!!
ガシャン。(慌てて閉める)
ウィーーーン。(自動巻き上げ)
…。
自動巻き上げ発動してフィルムカウントが01に戻ったんですけど、これどうなるんですかね…。そして感光したコダック。コダックううううう!
(「コダック」って語感めちゃいいっすよね。コダック。)
思うように現像試し・カメラの機能試しに至らない私でした。笑
フィルム時代の方々は多いに笑ってあげてください。
そして同世代でフィルムユーザーの方。大抵の人は開けてはいけないことを知りません。見せてあげる前に一声かけましょう。笑
このままだと、ただのカメラ好きnoteになりそうですが、こういうカメラ変態的な記事も書いていって、#カメラ好きと繋がりたい 的なスタンスです。
(写真好きと、ではなく、カメラ好きと。笑)
・・・
そうそう、おじいちゃんと出かけるときはいつもいつも
「ほな、そこの前ならび〜」ってゆるっとした大阪弁で誘導されてお寺の前で記念写真するのがお決まりで。あまりにそのタイミング多すぎて幼心にも「もうええわ!」「長いわ!!」ってハリのないピースとなんとも言えない作り笑顔していました。
という、おじいちゃんエピソード。
わたし、おじいちゃんおばあちゃんっこです。
次回は、現像の巻かな。
それともフィルムカメラ現像スクラッチ最高でした、とかかも。
【追記】
ヨーロッパで撮ったもの、すこしアップしたので作例としても見てみてください!↓