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ひとり京都 vol.3

はじめてのひとり京都旅行。二日目の記録です。

2日目はのんびりスタートで、9時に起きて10時半にホテルを出ました。
泊まった部屋にあったBOSEのスピーカーで、一日目に教えてもらった曲を聴きながら、のんびり準備しました。良いスピーカーが欲しくなりました☻

最初に向かったのは龍安寺。今回の旅の一番の目的地です。

小、中学生の頃観ていた0655で「龍安寺の歌」が流れていました。その時からずっと龍安寺に行ってみたいと思っていました。念願の龍安寺です👀

雑草が無く綺麗に整えられた石庭は、思ったよりこじんまりしていると感じました。
つくばいに流れる水の音と葉っぱが揺れる音、人が歩いて軋む床の音が心地よくて、目をつぶりたくなりました。石庭を眺めながら縁側に座っていると、いつまでも庭を眺めていられそうでした。何を考えるわけでもなく、ただ見ているだけで心が浄化されるような、癒されるような不思議な感覚です。
一人で行ったからこそ、自分の世界、龍安寺の世界にどっぷりはまれた気がします。
ひとり龍安寺、おすすめです。

「我唯足ることを知る」
知足の蹲踞の四字です。
この言葉の意味を知ったのは大人になってからでした。
私はこの言葉について、
結局は自分の考え方や気持ち次第で満足にも不満足にもなれるということだと認識しています。
とてもしっくりきました。しっくりきたのでキーホルダーも買いました笑

龍安寺の次は百景というカフェに行きました。
一日目の疲労がまだ残っていて、外は暑くてフラフラだったので逃げるように中へ入りました。
店内は暗くて、カフェというよりバーでした。
コーヒーとチーズケーキを食べ、一息着きながらこれからどこへ行くか考えます。

カフェの次は、また鴨川の散歩をしに行きました。一日目に歩いた時の景色があまりにも良かったので、おかわり鴨川散歩です。
歩いている途中、自転車でパトロールをする警察の人やスケボーで思いっきり走る青年、寝転がっている人、土手に座っているおじいさんの隣に座る鳥。鴨川での人の過ごし方の違いが見ていて面白かったです。
鴨川を1時間くらい歩いたり写真を撮ったり座り込んだりして、駅へ向かいます。

新幹線へ乗り、一日目に買った本を読み、この文章を書いています。

これにて京都旅行の記録は終了です。

2日間を振り返ってみると、京都では常にどこかに山が見えました。山が見えるとなんだか嬉しくなりました。自然に触れる、まではいかなくても自然を感じられるような気がしたからだと思います。私は普段都会に住んでいて、田舎へ住むことにあまり憧れがありません。でも、これからどこかへ引っ越すことになったら、山が見える場所がいいなと思いました。

京都旅行をする前までは、旅行にあまり興味がありませんでしたが、今回の旅行がとても楽しかったので、またどこかへ行って非日常を味わいたいと思いました。日本全国を回るのも楽しそうです✦


ここまで読んでくださった方、ありがとうございます。

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