チックは緊張時というより切り替え時?
私は、小学校1年生頃にチック症が始まりました。
はじめは瞬きで、そのうち強くギュッと瞑るようになって、顔全体をクシャっとさせるように。
その流れで、手で顔全体を触るような動きもありました。
親や親戚には「そんな変な顔してたら、そういう顔になっちゃうよ」と注意されるように。
その後、喉を鳴らすようにもなりました。
思春期が終わる頃に一通り落ち着いて
今は、瞬きや顎を動かすことがありますが、自分で気がつくことができています。
それでも、やはり人前で抑えられない時は辛く
なんで自分はこうなんだろうと負の感情に飲み込まれます。
症状が出る条件を掴みたいのですが
そう単純ではなく、長く付き合っても未だにはっきりしません。
感覚的な話ですが、私の場合は
緊張していたりストレスを感じているというより、何か境界線が存在していたり整理したいときに出るかんじです。
たとえば、私は過ぎたことを反復して思い出して反省して自分を責めたりする
確認強迫があるのですが、その思い出し中に多く出ます。
他には、仕事でお客さんにメールを打つときなど。返信ではなく新規メールの方が出ます。
同じ部類で言うと、このブログの公開ボタンを押すときにも出やすいです。
嫌なことではなく、楽しみにしていることがスタートするときにも出ます。
ちなみに、私の父は運動チックも音声チックもあり
一言で言うと全身チカチカしてような人です。
私自身の醜い部分を突きつけられているような気がして
父のチックに、この上ない嫌悪感がありました。
それにより、母と口論になったりすることも多く
チック症というものに対して過敏になりました。
たまに自分がちょっとチックっぽい音がする咳払いをすると、その音で物凄く気分が悪くなり
しばらく固まってしまうことがあります。
思いのほか、強いトラウマのようです。
チックの人が職場にいて、同じ空間にいることに耐えられず仕事を辞めたこともあります。
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強迫性障害と家族について、もしお話希望してくださる方いらっしゃいましたらこちらご覧ください
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