吐き出すことの大切さを今になって実感している
強迫については変わらず波のある毎日ですが
ここ最近、鬱が少し顔を出していました。
こうして自分の病気と向き合うようになってから
鬱はかなり改善傾向にあったので、何でだろうと考えていました。
仕事のせい?夏バテ?食事かな…?
自分の中でいろいろ言い訳してたきたけれど、溜めたタスクをこなせず自己嫌悪になって、悪循環。
そして先日、とうとう
膝の上にのせていたバッグからスマホを取り出すことさえできなくなりました。
動けない。全てがおっくう。
こんな感覚は久しぶりでした。
自分を客観的に見れるようになった分、絶望感に苛まれるようなことはなかったのですが
このままだと、タスクをこなせた時の達成感からも遠ざかってしまうのかなぁ、、、なんて。
昔は、強迫行為や動けないことで遅刻してしまうことが日常茶飯事でした。
そのうち「時間にルーズなキャラ」になりきることで
自分を守るように。
時間を遅らせてもらったり、相手が怒ったりして、急がなきゃいけない状況でも
また布団の上に座り込んでしまう。
そんな生活をしていました。
人に迷惑かけたって、自分が良ければいいじゃん
って無意識に流すようにしていましたが
やはり、自分を嘘をつくことは、自分を擦り減らしていたようです。
今でもそのような状況が夢に出てきて、冷や汗をかいていることがあります。
予定に至るまでに疲れきってしまうし、楽しみな予定を経験できないこともありました。
……話は戻って、今回の鬱の件で
ポジティブな感覚がありました。
動けなくて予定に間に合わなくなったけど
生まれて初めて、遅刻の理由を相手に伝えてみました。
そうしたら、あっさりと動けるようになったんです。
他に済ませたかったタスクも積極的にこなせました。
もちろん一概に理由がこれとは言えないんですが
口に出す、人に伝える、ことが
自分で自分を認めて許すことに繋がっているというか。
些細なことだけど、吐き出すことに大きな意味がある。
ありすぎるほど意味がある、とかんじました。
そんなこと誰もが知っているんだろうけど
私の場合は、自分の病気について吐き出すという選択肢がない中で過ごしてきたので新鮮です。
人目を気にしすぎる妙なプライドの高さ、これ以上まわりより劣っていると思いたくない、そんなことで
自分の首を絞めてきました。
そして、一番吐き出すべき相手である親は
この世で一番吐き出せない相手であることも。
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強迫性障害と家族について、もしお話希望してくださる方いらっしゃいましたらこちらご覧ください
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