大事なトリガー

私は、幼い頃からこの病気と二人三脚の状態です。

時には前向きに、工夫を凝らして乗り越えようとしたこともあったけれど
それでも良い結果にならない自分に対して「私は脳に重大な欠陥がある」と考えたことがありました。

なので、脳と行動については興味があり、ちょこちょこ本を読んできました。

掃除や片付けがどうしてもできずゴミ屋敷になる

恐いものを避け続けていると、それが習慣になり
強迫が悪化

その状況を目にすると更にやる気が失せる

自己嫌悪

という負のスパイラルが常の私ですが
以前こんな本を読んで、少し肩の力が抜けました。

〈すぐにやる!行動力を高める科学的な方法〉
やるべきことをすぐできないのは、性格ややる気の問題ではなく脳の使い方に原因があること科学的根拠と脳科学から読み解く
https://www.amazon.co.jp/dp/4905073464/ref=cm_sw_em_r_mt_awdb_52t1EbT5Z16KF


遠ざけている作業に少しだけ手をかけて
″トリガー″を作ることが良いのだそう。

例えば私の経験としては

トイレ掃除なんて絶対できないので、全く手を汚さずにできる作業(洗剤を垂らして放置するだけ)
をしてみる

ほんの一部だけキレイになった状態を目にする

それがトリガーになって
他のところもキレイにしたい、どうにか掃除できないか?と思い始める

前の記事で書いたようなことにチャレンジできた

というのがありました。

また、私が動けないのは
100%強迫や鬱のせい、という訳じゃないので
「やらなきゃならないのに、なかなか取り掛かれないって
この病気じゃなくても、良くあることだよなー」
とも思うことで、励まされました。
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強迫性障害と家族について、もしお話希望してくださる方いらっしゃいましたらこちらご覧ください

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