調声について(一輪の詩 / Project Lumina)
ハチナナです。
星界の調声をしました。聞きましょう。
以下ちょっとした解説
全体
![](https://assets.st-note.com/img/1665278354988-J8kBGDZkgj.png?width=1200)
ハモリはもらったデータに全部あったのでこっちでは考えていません。
たくさんありました。
メイン
繊細な部分と力強い部分を目立たせたいみたいな指示があったので強さごとにトラックを分けて別の設定をしています。
main_jaku(弱い)、main_chu(普通)、main_kyo(強い)、main_kyo2(最後の掛け合い)
main_jaku(感情 0.00)
![](https://assets.st-note.com/img/1665278672985-NxpXd8Z41h.png?width=1200)
main_chu(感情 0.50) 主にBメロ
![](https://assets.st-note.com/img/1665278805465-TMF2X8eryf.png?width=1200)
main_kyo(感情 1.00) 主にサビ
![](https://assets.st-note.com/img/1665278945063-GvxhZIFv5C.png?width=1200)
1A
![](https://assets.st-note.com/img/1665279047549-5SScOrl2ZF.png?width=1200)
つぶやく感じにするために、ノートを半音5個下げてPITを正しい位置に書いています。
「りん」が大事ということだったので、さん”りん”のすずで戻しています。
C
だんだん強くなります。
main_jaku→main_chu→main_kyo
最初の方は半音5個下げて息を混ぜつつ、だんだんパワーを上げるイメージ
![](https://assets.st-note.com/img/1665279511561-MLuErNwbBi.png?width=1200)
落ちサビ
だんだん強くなります。
main_jaku→main_chu→main_kyo
最初のmain_jakuはダイナミクスをNにして比較的強め(全体としてみると弱い)
「つきがきれいでは」でchu、「はずかしいほどたりなくて」でkyoに切り替えています。
![](https://assets.st-note.com/img/1665280906070-Uil7NvOGHm.png?width=1200)
ラスサビ最後
サビは全部main_kyoです。
オケがクラップだけになるところも強さはその前から変えていません。
最後の「いちりんのうた」の「た」だけダイナミクスをNにして弱めに抜けるようにしています。
それまでから引き続いてffのままだとフレーズ全体が強くなりすぎるので
![](https://assets.st-note.com/img/1665280257553-FBoXztN2VJ.png?width=1200)
感想
星界は感情パラメータもあり、ダイナミクスの効きがいい(特にfから上で明らかに強くなる)ので、CeVIO AIの中で一番強弱がつけられるんじゃないかなと思います。
感情パラメータはトラックごとに固定値なので、トラックを分けないとできないのがちょっと厄介です。
トラックをたくさん分けるとMIXで面倒なのでちょっと申し訳ないという気持ちも無きにしも非ずというところです。