個人情報保護法について
皆さんは個人情報保護法について何か知っていることはありますか?僕は今回個人情報保護法について調べるまでぼんやりとしか知りませんでした。ということで今回は個人情報保護法について紹介していきたいと思います。
1.個人情報保護法の概要
個人情報保護法とは個人情報の保護に関する法律という正式名称で2003年5月23日に成立し、2005年4月1日に全面施行され、平成27年度に改正された法律である。この法律では個人情報をこのように定義している。
この法律において「個人情報」とは、生存する個人に関する情報であって、
次の各号のいずれかに該当するものをいう。
一 当該情報に含まれる氏名、生年月日その他の記述等(文書、図画若しくは電磁的記録(電磁的方式(電子的方式、磁気的方式その他人の知覚によっては認識することができない方式をいう。次項第二号において同じ。)で作られる記録をいう。第十八条第二項において同じ。)に記載され、若しくは記録され、又は音声、動作その他の方法を用いて表された一切の事項(個人識別符号を除く。)をいう。以下同じ。)により特定の個人を識別することができるもの(他の情報と容易に照合することができ、それにより特定の個人を識別することができることとなるものを含む。)
二 個人識別符号が含まれるもの
またこの法律では施行してからしばらくは取り扱う個人情報の数が5000以下である事業者を規制の対象外であったが、改正後はすべての事業者が対象になった。
2.個人情報保護法の適用例
では個人情報保護法が実際に適用された実例を見ていきたいと思います。
まず日本で起きた最大の個人情報漏洩事件は2017年7月9月に発覚したベネッセコーポレーション個人情報漏洩事件で、流出した個人情報は最大で3504万件にも及ぶとされています。この事件でシステムエンジニアに懲役2年6カ月、罰金300万円、グループ子会社のシンフォームに1人当たりに3300円の賠償が命じられた。これがきっかけとなって個人情報保護法は時代にあわせて改正された。
そして次の事例は日本で初めて個人情報漏洩社会問題になった1999年に起きた宇治市での個人情報漏洩事件です。この事件では宇治市の住民のほぼ全員の住民基本台帳データが流出してしまいました。この事件をきっかけで個人情報漏洩への緊張感が高まりました。またこの事件がきっかけになって個人情報保護法が成立しました。
3.まとめ
個人情報はとても身近にあるため情報漏洩しやすいので個人情報を扱う時は個人情報を漏らさないように、漏らさせないように気を付けていきましょう。
引用
https://www.ppc.go.jp/files/pdf/28_setsumeikai_siryou.pdf
参考文献
https://www.gov-online.go.jp/useful/article/201703/1.html
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