HADO Xball 1話ブレード編
ご挨拶
改めまして初めまして。HADD CREWの山邊かすみです。
この度御縁がありましてX ballリーグ戦の解説・コメンテーターを勤めさせて頂くことになりました。
それに伴いまして、現在絶賛X ballの勉強中でございます。
少しずつではありますがX ballについて分かってきた事も出てきたので、これから一緒にX ballを楽しんでいく皆様に共有できたらと思い、なんとなくHADO界隈の人が使ってるイメージがあるnoteを始めてみた次第です。
宜しくお願い致します。
X ballとは
先ずはこちらの動画をどうぞ
なんかかっこいいですね‼︎
球技とARが融合した新しいスポーツです。
更に詳しいルールをこちらの動画でご確認下さい
さて、これから更新していくnoteでは2月29日に控えているリーグ戦にむけて
これを知ってたらより楽しくX ballを観戦できるよ!
ってなってもらえるような内容を更新していきたいと思います。
むしろ、X ballをやった事が無い人でも
これでX ballマスターだぜ!!!
というのを目指していきたいです。
基礎的なルールは上の動画で解説されているので、これからポイントを絞って週に1回を目処に更新していきたいと思います。
まあ、しかしながら今回はまだ1回目。いきなりツウな内容より、試合中1番使われているブレードについて書いていきたいと思います。
ここでやっとタイトルの内容です。
ブレード編
ブレードとは、全ての選手が使える言わば通常攻撃です。
このブレードを使い相手を倒したり、シュートをキャッチできない位置に誘導します。
ブレードを使いこなせないと試合を進められないと言っても過言ではありません。
しかし、このブレード
使いこなすのがかなり難しい!!!
・飛ばす方向
・早さ
・向き
全てが腕の振りによって決まります。
選手はさらっと相手に向かって飛ばしていますが、かなり練習が必要です。
練習では毎回最初にブレードを狙った所に飛ばす、野球で言うならば素振の様な事から初めています。
ブレードのダメージ量について
ブレードは2回当てると相手を倒すことができ、誰が1回当てられてるかは1プレイヤーナンバーの横の表示で確認する事ができます。
※ブレードの威力は全て同じです。速いからといって威力が強いわけではありません。
倒されると2秒間
・ブレードを打つ
・シュートをキャッチする
この2つが出来なくなり、尚且つシュート権を持っていた場合相手に奪われてしまいます。
2秒間何もする事ができない時間になるわけですね。恐ろしい…。
現状、相手を倒し隙を作り狙ってシュートを決めるのが基本戦略の1つとされています。
2秒くらいなら何とかなるじゃんと思いますよね。しかしここがX ballの面白いところの1つなんです。
倒された回数に伴い、復帰するまでの時間が伸びてしまいます。
1回目倒されたら2秒、2回目は3秒、3回目は5秒…
やられる毎にどんどん増えていき、最大で8秒何もする事ができなくなります。
下のGIFをご覧下さい。画面奥が倒されるのが1回目、手前が最大の5回目のプレイヤーです。
※赤い❌が倒されてる状態です。
かなり長いですよね!
8秒まで来てしまうと、パートナーにリカバリーが上手い選手がいたとしても、とても太刀打ちできません。
試合を優位に進める為には、ブレードを思い通りに使える事がとても大事な要素の一つなのです。
そして勿論ですが、相手のブレードに当たらないよう避ける事もとても重要なポイントになります。
ブレードを使った戦略
此処で1つ私が思っていた、そして実際に選手が練習で使っていた戦略をご紹介したいと思います。
それはずばり、1人に的を絞りひたすらブレードで倒すという事です。
シュート権があるとどうしても点数を取る事にばかり意識がいってしまいます。取りたくなりますし、試合時間に余裕があるうちに点数を引き離しておきたいものです。
しかし、前半は敢えて点数を取る事に執着せず相手の1人を倒す事に集中します。もし後半迄に1人を8秒活動不能まで追い込む事が出来たら、それまで点数が負けていても巻き返す事は容易に可能です。
実際先日の練習試合の際、この作戦を試みたチームがいらっしゃいました。
相手からしたら、シュート権がある無いに関わらずひたすら試合中ずうっ〜と2人から狙われ続ける事自体が初めてだったので、思うようにブレードを避ける事が出来ず8秒間活動不能まで追い込まれてしまいました。
結果として序盤は相手に差をつけて負けていましたが、最後の30秒で巻き返し勝利をもぎ取りました。
ブレードを操る事が出来れば、試合中イニシアチブを握る事が出来るのです。
いつもそばに居て気付かないけど、大切な存在。
試合を見る上ではシュート権を持ってる選手に注目すると面白く観ることが出来ます。試合の展開を逃す事が無いですし、勝敗はどんなにブレード当てられていようがシュートを決めた数が多い方が勝ちです。
しかしそれに加えて、試合中常に飛び交っているブレードが大きく勝敗を左右する事を知っていると、それだけで更に広く試合を見る事が出来ると思います。
私が思うX ballの面白さ
最後に、少し余談ではありますが私が思うX ballの面白さを綴らせて頂きたいと思います。
それはずばり、戦略の可能性が無限大な所です。
上に書いた戦略ですが、実際2月29日から始まるリーグ戦では通用しなくなってると思います。何故ならば、その頃にはもう選手達はブレードを避けられるようになっていると思うからです。
練習の初めに必ず行うブレードの素振り。つい2週間前まで2分間で25回くらい当てられたら凄い方でした。まだまだ自分が思った所に飛ばす事が出来ず、試合中もシュート権がある人が投げ、それを相手がキャッチして直ぐに投げ返す。例えるのであればARを使った激し目のキャッチボールでした。
しかしこの時「リーグ戦迄に選手はブレードを自由に操れる様になる」と思いました。解説の立場として、そうなったらどの様な試合展開になるのだろうと色んな戦略を空想し、その時思いついたのが上で書いた点数に執着せず先に相手の1人を倒し続ける作戦です。
正直、こんなに早く使ってくる、使えるまでブレードを操れる様になるとは思っていませんでした。選手の成長の速さと努力に圧巻されました。
1月30日現在、ブレードの素振りは上手い選手で2分間70回を超えています。
思えばどんなスポーツも見本になる強い選手、チームが居ます。セオリーやスパープレイを見本にしメソッドを真似し憧れに近づける様練習を重ねます。HADOでさえ私が関わり始めた時にはお手本となる強いチームが存在していました。
しかし、今、X ballにその見本となるチームは居ません。これから、ここから生まれてくるんです。
それって何だかとっても面白い事だと思いませんか?
どうなって行くのか、どんな戦略が強いのかを予想し、そして生まれる瞬間を「リアルタイム」で見る事が出来る。これは今あるスポーツには無い楽しみの一つだと思います。
スーパープレイが生まれる瞬間を一緒に見届けててくれる人が増えたら嬉しいなと思います。
今現状の選手がどんな試合をしているか、どんなテクニックを持っているかは是非個人の発信しているコンテンツを見てください。
選手全員がX ballの魅力を伝える為に様々な方法で発信しています。人によって魅力に感じるポイントは人によって違うので、きっと私視点では見つけれない魅力を知る事が出来ると思います。
HADO、X ball、HADO X ball等で検索したら出てきます。選手方の様々なアプローチを是非。
長くなったのでこの辺で。
次回 シュート編
次回は試合の勝敗に直結する「シュート」について書いていきたいと思います。
ちなみに今後は
・シュート編
・X ボム編
・インターバル編
を更新して行く予定です。何とかリーグ戦が始まるまでに書き終えたいと思っては居るのですが、なにぶん2月は立て込んでいていつ更新と確約できそうもありません。可能なら試合や選手紹介などもやりたいのですが厳しいかなと思ってます。HADOのシーズンが始まる事に加え、今月はプロレスを1度も会場に観に行けないので、そちらの試合もしこたま観ないと行けないので…。ああ忙しい…。
X ballの記事が落ち着いたら新日本プロレスの魅力について更新したいです。
最後まで読んでいただきましてありがとうございました。また次回宜しくお願い致します。
山邊 かすみ
【xball リーグ戦生配信 YouTubeチャンネル】
【第2回 ブレード編】
【第3回 Xボム編】
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