Among US スケルドにおける新ロールの雑感
はじめに
6月19日のアップデートで以下の3つの新役職が追加されました。
・トラッカー
・ノイズメーカー
・亡霊
トラッカーとノイズメーカーは強力な役職であるのに対して亡霊はそこまで強くありませんが、新役職の初手COに迷いが生じて後出しのCOが信用されにくくなったり、役職者が能力を使用することでその分タスクが遅れるためインポスターもそこまで不利になったとは感じませんでした。
しかし、クルーとインポスターの有利不利にさほど変化がないのに対して情報量が増えたことで実質的に会議時間が短くなり、会議で消極的なプレイヤーは吊られやすくなったため他人任せのプレイがしにくくなりました。
役職の感想
トラッカー
対象の位置と動きがマップ上に表示されるというかなり強い役職です。
役職者に能力を使用してキルのケアをしたり、インポスター疑惑のあるクルーに能力を使用して経路把握に使ったりと使い道はさまざまです。
タスクが終わったクルーにカメラを任せながら監視カメラ真下で棒立ちして能力でマップを見続ければほぼ勝ちでしょう。
ノイズメーカー
キルされた時に叫び声とマーカーで死体となった自身の位置を知らせる役職です。
受動的な能力ですが、タスクに専念できてクルー全員がノイズメーカー専用のバイタルを見れるようなものであるためインポスターとしては一番困る役職者でしょう。
タスクが終わったらアドミンを見続けたり停電や通信妨害への対応など、カメラに映らない位置での仕事をすればキルされたとしても残ったクルーが推理しやすくなります。
亡霊
姿を完全に消すことができるインポスターです。
説明を読むと強そうに見えますが能力使用中はキルができないため、ベントやサボタージュを使用しながらキルクールタイムを進めてキル後の逃亡や潜伏後のキルといった使い方をすることになります。
能力使用中に得た視認情報を不審にならない程度に出したり、あえて姿を見せることでクルーから視認を得て経路情報に整合性を持たせる使い方もあります。
さらに、死体周辺で視認のないクルーがいた場合に亡霊の容疑をかけて吊ることもできるでしょう。
また、クルーにカメラを任せて自分はアドミンを担当するフリをして管理室の外でキルをするテクニックがあります。
これは通常のインポスターでも管理室→カフェ→ウェポン→ナビ→シールドとベントを使用してキルできますが、亡霊能力を使えばベント移動よりも移動時間が短く済むため「アドミンで不審な点があったため確認しに行ったら死体があった」という説明がしやすくなる上に、直前に見たアドミン情報も伝えやすくなります。
初手COをするべきか
役職が増えたことで悩むのが「トラッカーやノイズメーカーは初手COをすべきか?」です。
エンジニアが初手COをするべき理由は「ベントを使用した時にインポスターと間違われないようにするため」ですが、新しい役職は科学者と同様にその能力でインポスターと間違われることはありませんしわざわざ殺されるリスクを高めたいと思う人もそういませんし、活躍できるチャンスを活かすためにも「役職者自身の考えで」初手COをしないことは賛同します。
初手ボタンの際に周りのクルーから初手COをしないよう言われたり初手COしたことを非難されたりしたら無視しましょう。
それらのクルーは経路視認情報の満足な提供や整理ができないために役職者に特殊な情報を利用して勝とうとしてるだけの他人任せかつチームプレイに適さないプレイヤーです。
「タスク勝利を狙いながらインポスターを吊って勝つ」という考えを持っていればクルー全員がそれぞれ経路視認情報を提供し合ってそれを整理し、容疑者を絞り込むだけでインポスターを吊る事は充分に可能であり、ならば役職者が初手COをすることで後出しのCOで余計な疑念を持たれないようにしつつ、インポスターに役職者をオトリにすることでキルが起きた際の推理をスムーズにする方がクルー勝利はしやすくなります。
インポスター側の対策
トラッカー
容疑者トラッカーをつけられるような不審な行動は避けつつ、早めにトラッカーをキルしましょう。
会議では先にトラッカーに喋らせるようにしつつ経路説明はなるべく正確にしてトラッカーに嘘を追求されにくくしましょう。
ノイズメーカー
実質的なバイタルでキルがためらわれますが、停電や通信妨害後にキルしてクルーの視認情報を中途半端にさせれば対策できます。
ノイズメーカーと知らずにキルしてしまった場合にはそれまでの自身の経路を思い出してクルーがいないであろう方向にすぐ逃げるか、少し時間を置いてからセルフ通報をするようにしましょう。ただし、どちらも場合も会議での立ち回りが重要になるため、最低でも経路と視認情報はしっかり出せるようにしましょう。
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