地獄の話【大分観光】

子どもの頃は地獄の物語に惹きつけられた。
自分だけは地獄に行かないように、必死に良い子を装った経験がある。

そして育てる立場になって改めて、子どもは鬼を異常にこわがるんだなぁと思うんだ。

国宝　絹本著色六道絵
閻魔王庁図

地獄っていう残酷は、危機感センサーが働いて大人でも興味がそそられるよね
絵の中の人々がこれからどんな酷い目に遭わされるのか、どんな事をしたらそんな仕打ちをされるのか学習したくなる。

田中、アウト

何をしたら地獄にいくのだろう。
そう思って調べたら、だいたいみんな地獄に行く事がわかった。

地獄行き行為　8選
殺生、盗み、性行為、飲酒、妄言、邪見、強姦、殺人

ほぼ現代人アウト説

ちなみに殺生に至っては植物以外カウントされる仕組みで笑う。
焼肉食べたらアウト。
蚊を叩いたらアウト。

虫を殺さないために箒で掃きながら移動し、完全なベジタリアンで、断食中に餓死すらするジャイナ教徒並みに徹底しないと無理なのでは...?と思った。

非非非非非非非非非非非非

ちなみにジャイナ教は輪廻転生から抜け出て解脱するためにやっているから苦行も耐えられる。
「苦労は若いうちに買ってでもしろ」っていう考え方。
未来のために今世で苦しめ
やるなら今でしょ！っていうやつ。

バランス大事だよね、今を楽しむ事もちゃんとしたい。
来世、実際にあるかわからないし
明日、死ぬかもしれないし

まあ大抵明日は死なないけど、ヒトは確実に死ぬから楽しむ事を忘れてはいけない。

本当かわからないけど、前世の話をする子どもとかすごく気になったりする。

別府の地獄

だいたいみんな地獄行きなら、地獄がどんなところか気になっちゃうよね。

別府の地獄に行ってみたら、卵が美味しくて感動した。

茹で卵が最高の仕上がりでおかわりしちゃう
海地獄のゆで卵職人は天才

地獄は赤かったり青かったり白かったりして楽しい

ワニとピラルクもいた。

そういえば私はピラルクを川崎水族館で食べた事があるんだけど、白身がふわふわで美味しかったの。

あの頃の自分、ダイエット成果で加工をすり抜けてかわいかった。
今の自分は知識が蓄えられてもっとカワイくなってるはず

でもピラルクを2023年あたりで提供辞めちゃったんだって。
なんでだろう、、みんな水族館でピラルク食べなかったの？？
世界一うまい魚なのになんで食べなかったの？？

2023年以前のメニュー。スネークヘッドもある

最新版。ノーマルに落ち着いちゃった。
あーぁ

カワスイは以前、尖ったメニューで私ウケしてたのになぁ。
みんなに受け入れられなかったのだろうか、悲しい。
面白いことはさっさと経験しておかないとどんどん出来なくなってしまうんだよね。

女は金髪より黒髪ミディアムが1番モテるのと同じように、尖ると刺さる人が減るのはわかるんだけど、絶滅したら悲しいよ。
量産型になってしまう。

話が脱線しておセンチな気持ち

地獄の大元にも行ってきた

車で阿蘇山山頂に近づくと、
係員が「今は危険で火口は見えません」と警告する。

「それでも構いません」と通してもらい、うっすらと硫黄の臭いが充満した空気を吸い込んで降り立った場所の方が大分の地獄より地獄感が漂っていた。

風向きが変わったのか
一瞬だけ火口付近への立ち入りが許された

真っ白で何も見えない
この煙を体調が悪い人や嘆息の人が吸うと死ぬ。
入山する時にむっちゃ警告される。

モクモクしてて地球すごいなぁと散策しつつ、避難壕と硫黄で黄色くなった石を眺めてたら何か売ってた

ふえるとついてます

あやしさ満点すぎる無人販売所、「絶対得」らしいのでもちろん買う。
絶対なんてそうそうないのに絶対って言うんだもん。

閑散とした売り場で私が買い始めたら、人がどんどん集まってきた。
ファーストペンギン、又の名をイノベーター。
自分が何をしたというわけでもないのに、こんな怪しい売り場に人が集まると嬉しくなる不思議。

マグマとトルマリンと光る石買った。

社会の先生に見せびらかせば元が取れるよと助言して、１つ100円で買った袋を150円で娘に売りつけよう。

トルマリンの力を最大限に引き出すポイント
冷蔵庫に、飲料水に、、入れる勇気がある人はパワースポットに頼らなくてもパワーみなぎってるだろう

ジュエリー専門学校いってたのだけど、私の知ってるトルマリンと色々使い方ちがってウケる

しきものもついてるのかー、なやむー
やたらと神棚や出窓に飾る事を推してくる

阿蘇山は大噴火した事があるんだけど、北海道まで火山灰が到達してたり、かつてのカルデラ地帯が街になってたり、噴火の影響で山自体が陥没して消えてて、地球すごいってなる。

山を崇めたくなる気持ちもわからなくもないよ。
温泉つくってくれて感謝しかない。

あたたかくて幸せ

さて、九州で散々地獄を楽しんだ。
次は天国いきたい。

天国と極楽

人生がつらいことばかりでないように、だいたいの出来事やモノには対義語や反対の事象が存在している。
だから極楽にもいけるよ安心して、と言いたいところだけどそんなに人生は甘くないよね

でも地獄を経験すれば、天国や極楽はすぐ隣に現れたりもするから諦めずに行動したい

地獄の横の極楽亭
何食べようかなぁ
だんご汁が有名らしいけど、
肉団子や小麦粉の団子は入ってなかった
だんごどこー？

夕ご飯は天国にしよう

馬刺しの横の白いのはタテガミ

国産馬肉のステーキを食べたんだけど、ここのステーキは牛肉を凌駕した。
柔かい赤身でクセもスジも繊維もなく超美味しい。

馬肉寿司。
心臓、大動脈、生レバーなども提供してくれた

すごいぞ天国。

なんで馬肉が広まらないんだろう？と思ったら牛よりも育てるのが大変なんだなぁ
馬肉推してる
私の推しは馬

おまけ

ゼロ磁場発生装置で電子の動きを整えたら泉質が保たれるって買いてあってすごい

九州、楽しかった
オススメ

おわり