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日本酒検定 準1級を合格した話


宅建と息子の小学校受験の息抜きに、日本酒検定準1級を受けてきた。

↓教科書読んで過去問やると受かるよ


50分のテストで30分から途中退出できる。

予定が詰まっていたので、途中退出するつもりで挑んだ。
暗記物を排出するだけなので余った時間は宇宙のことも考えていられる。
それくらいの難易度の試験って楽しくていいよね。

そしてその結果が届いた。

やったー。合格

わーい
お祝いは櫻正宗の協会一号酵母にしよう。
日本酒らしいお味

「1号酵母」は、明治政府が国立醸造試験場を設立した時に最初に頒布された協会酵母です。
明治39年に兵庫県の灘五郷(なだごごう)の1つ、魚崎郷(うおざきごう)にある「櫻正宗(さくらまさむね)」という酒蔵で発見されました。

今もその酵母使ってるってすごいよね


日本酒検定を取って良かったこと

・日本の旅が楽しい。

そういえばふらりと栃木に行ってきたのだが、そこの門外不出というお酒は栃木でしか出会えない。
少量生産の高品質なお酒をまずは地元の方へ、地産地消につなげたい」という想いから9割以上が栃木県内で消費されている銘柄なのだ。

180ml 1800円

県産酒造好適米を50%まで磨いた、純米大吟醸酒です。
米麹は高配合でお米の風味を存分に味わえる、手造り醇醸仕込みの酒です。華やかでフルーティーな香りと、膨らみのあるふくよかな味わいの純米大吟醸酒です。
<賞歴>
・2020年 IWC 大会推奨酒(COMMENDED)受賞

大吟醸からメロンを思わせる芳香を感じて、これがカプロン酸エチルなのねと感動。とてもおいしかった。オススメのお酒。栃木に来た時はぜひこの大吟醸を!



酒造りは日本の地理や歴史と密接に絡んでいるため、単純に日本を楽しむためにいい。
それに、検定の内容はツマミになるよ。

お酒を飲んだり、選んだりするのがより楽しくなった。
仕込みの違いを知ると味わい深い。

赤酒というものも知った。

日本酒に灰をいれて日持ちを良くしたお酒で、熊本ではお正月にお屠蘇で飲まれたり、「料理が一段とおいしくなる」とプロの料理人が使用したりしている。
関東のスーパーではなかなか見かけないから全く知らなかったのだが、ネットの時代はすぐにお取り寄せできて嬉しい。

みりんのように使うらしいが、そのまま舐めてみる。
みりんも甘くておいしいが、赤酒は確かによりコクがある。

ちなみに料理酒は少ししょっぱい。
料理用のお酒である料理酒はお酒としては飲めないように塩分を加える処置が酒造法で定められているからだ。
加塩することで、お酒の販売免許のない店でも調味料として料理酒を販売できるようになっており、酒税がかからないから値段も安い。

つまり、調理酒は好きな日本酒で代替可能ということなんだよ。

知識が深まっておいしいお魚の煮つけとかできそうだなぁ。
煮つけた日本酒と同じ日本酒で呑んだらおいしいだろうなぁ。

ふふ。

おわり

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