「行ってまいります」
ご挨拶は決まってこうだ。
私の後ろで泣き叫ぶ声がする。
模試を受けるほとんどの親が紺色のスーツ、子も紺と白のお受験服で来ている。
そんななか私の後ろで逃げ出そうと泣いている子は私服だった。
お母さんは小さな子を抱っこ紐で抱えている。
小学校受験は特殊な世界だ。
都心以外では受験しようとする世帯は少ない。
日本では少数派なのだ。
知識と富の積み重ねが両親の親の世帯から受け継がれる。
そのための対策や情報収集にも家庭で差が出る。
私はお金をかけられずに全て公立で育てられたので、受験ってすごいなぁ。って思うんだ。
さて、今回のテストの内容をみてみよう。
テスト
子どもの成長にはバラツキがある。
3月に生まれた子と4月に生まれた子の差は、年齢が小さいほどにとても顕著に現れる。
子どもにとっての1カ月の差はとても大きい。
だからまだ2月という段階では手厚いサポートがなされる。
しかしテストが運筆から始まるのには驚いた。
手厚いなぁ。
大人なら簡単だなと思うことでも、子どもにとっては難しい。
一部だけだけれど、ペーパーはこんなことをしたという記録を残しておこう。
最後は工作をして終わりだ。
「楽しかった!」
そういって息子が帰ってきた。
できたのもあったけど、できなかったのもあったらしい。
お疲れさまだなぁ
結果は後ほど郵送。
届くのが楽しみだなぁ。
おまけ