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小学受験統一模試を終えて。2024/2/12 東京
「行ってまいります」
ご挨拶は決まってこうだ。
私の後ろで泣き叫ぶ声がする。
模試を受けるほとんどの親が紺色のスーツ、子も紺と白のお受験服で来ている。
そんななか私の後ろで逃げ出そうと泣いている子は私服だった。
お母さんは小さな子を抱っこ紐で抱えている。
小学校受験は特殊な世界だ。
都心以外では受験しようとする世帯は少ない。
日本では少数派なのだ。
知識と富の積み重ねが両親の親の世帯から受け継がれる。
そのための対策や情報収集にも家庭で差が出る。
私はお金をかけられずに全て公立で育てられたので、受験ってすごいなぁ。って思うんだ。
さて、今回のテストの内容をみてみよう。
テスト
子どもの成長にはバラツキがある。
3月に生まれた子と4月に生まれた子の差は、年齢が小さいほどにとても顕著に現れる。
子どもにとっての1カ月の差はとても大きい。
だからまだ2月という段階では手厚いサポートがなされる。
しかしテストが運筆から始まるのには驚いた。
手厚いなぁ。
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大人なら簡単だなと思うことでも、子どもにとっては難しい。
一部だけだけれど、ペーパーはこんなことをしたという記録を残しておこう。
最後は工作をして終わりだ。
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「楽しかった!」
そういって息子が帰ってきた。
できたのもあったけど、できなかったのもあったらしい。
お疲れさまだなぁ
結果は後ほど郵送。
届くのが楽しみだなぁ。
おまけ
「昭和女子大学に初めて入ったという人はどれくらいいらっしゃいますか?
結構手が上がってますね。
ここには、イギリス人の通うためのブリティッシュスクールもありましてね。
前は"渋渋"にあったのですが、手狭になったみたいです。それなら、と、ウチが手を挙げたのがきっかけでブリティッシュスクールができました。
幼稚園から大学まで同じ敷地内ですが、イギリスの子たちは面白いですね。
どんな強い雨でも傘はささないし、どんなに寒くても外に出てランチを食べている。
いや、悪く言ってるわけではないのですよ。ははは。
色々な人がいるということを小さい頃から子どもたちは見て育つんですね。
さて、これから311の時の動画をよろしかったら観てもらいます。
気分が悪くなったら退室なさって結構ですからね。
私立小学校で親御さんが心配なさることはね、やっぱり災害の時なのですよ。
311の時は渋谷までの道が人で溢れて、道路の1車線が人の波で使えなくなりました。
ちょうど子どもたちが下校のときでね。
電車が止まって、駅もね、シャッターが閉まるんですよ。
人がみんな閉め出されちゃった。
そんな大混乱の中で我が校の生徒はね、上学年が周りにいた低学年を集めて、先導して、2時間かけて徒歩で学校まで引き返してきてくれた。
だからね、子どもたちは心配しなくても大丈夫なんですよ。
自分で考えて行動できるし、訓練もしている。」
「親御さんたちは、なぜ小学受験をさせたいのですか?
塾はね、手段です。
学校はね、その先を見るために登る山ですよ。
景色をみたいから登るんです。
どんな景色をみさせてあげたいのですか?
それにはご両親のサポートが必要ですけれど、同じ方向を向いてますか?
ちゃんと話し合って決めてますか?
大変なことなのですよ。
それで家庭がなくなってしまった人たちは、やっぱりいるんですよ。
僕の耳にも入るんです。
だからね、一年後にみなさんには笑っていてほしい。
なんで受験をするのか?
どうしてその学校なのか?
誰が望んでいくのか?
ちゃんと皆さんで話し合ってくださいね。」
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