社宅の壁は薄いって話
今日も先輩の電話内容が筒抜けです。
入社して3ヶ月、運がいいのか悪いのか、社宅に空きがあったのでそこに住んでいる。
最初は安く住めてラッキーとか思っていたが、ど田舎あるあるでアパートはだいたい安いので、社宅に住んでいてもメリットがないことに気づき始めた今日この頃。
メリットどころか、最大の問題は壁が薄いことだ。
隣には他部署の先輩が住んでいる。
会社で話すことはほぼない。
でも、先輩のことは結構知っている。
何故なら、壁が薄いから。
自分は無音の空間が好きで、テレビもつけず、音楽もかけずなことが多いので余計拍車をかけてるのだが、隣の家と続きになっている部屋に居ると一緒に住んでいる感覚になる。
実家で、隣部屋の兄弟が友達と話をしているようなもんだ。
おかげさまで、先輩の最近の予定や恋愛状況、社内情報が漏洩している。
本日は、社内で意中の人がいるという話だった。
困る、それは困る。
来週から、社内で二人が話しているのを見るとニヤけてしまいそうだ。マスクしてるけど。
まあ、恋バナなら微笑ましいが、社内のいざこざに関しては、新参者の自分には刺激が強い。
誰が嫌われてるとか、仕事ができないとか。
数カ月後、この話題に名前が出てこないことを震えながら祈るばかりだ。
壁が薄いアパートに住む皆様に幸あれ。