フリゲ一期一絵祭に参加してみて

2024年5月に月泉きはるさんが主催されたフリゲ一期一絵祭に参加したので、その感想と感謝を残しておきます。

フリゲ一期一絵祭ってなんじゃいな

フリゲ一期一絵祭とはなんぞやという方は、こちらのサイトを見てみて下さい。

このイベントは「フリゲのイベントが開催されても、有名どころばかり目立っていて他の作品が全然注目されていない」と感じていた主催者さんが「有名どころ以外の作品が主役になり、全ての作品が注目されるイベントを作りたい」という想いで始まったそうです。
自分はこの趣旨に共感を持ち、このイベントに興味を持ちました。
色々あって開催は一度きりとなりましたが、その一度きりに参加出来たのがとても嬉しかったです。

このイベントの凄かったところ

このイベントは主催者さんの熱量がとてつもなく高かったです。
今まで参加したイベントの中で、ここまで参加作品を大事にしている主催者さんは見たことがありません。
具体的に示しますとこんな感じです。
(他のイベントを下げるような意図はないんで、怒らないでネ)

◯ 全ての参加作品にイラストを送る
参加作品全てに作者さんが虹賞というFAを送っていました。
各FAの完成度は高く、その作品をプレイして魅力を知っていなければ描けないようなものばかりでした。
エントリー対象となった作品は10つ。これを1ヶ月で描ききったのは凄いとしか言いようがありません。
さらに、この虹賞が本イベントの中で最も名誉な賞とされています。
一応、金賞・銀賞などもありますが、そちらは単なるおまけという点が他のイベントと一線を画しています。

◯ 全ての参加作品の紹介をする
主催者さんは参加作品全ての概要と推しポイントを紹介されていました。
それも1度ではなく、複数回行われていました。
参加作品を何度も紹介してくれる主催者さんは見たことがありません。
この熱量は自分には真似できないなと思いました。

◯ イベントに関する感想全てに反応していた
イベント関連のポストに反応するのはどのイベントの主催者さんも行われていると思いますが、この方の場合は「全ての関連ポストに対して引用でコメントをし、プレイ感想であればその作品の良い点を追加で書く」ということをされていました。
同じ作品でもそれぞれ違うコメントを入れておられ、参加作品に真剣に向き合って大事にされているなと感じました。

◯ 参加者全員に、応募作品に関するコメントを送る
個人的にとても嬉しかった点です。
プレイヤーは各参加作品にコメントを送ることができ、その内容を纏めて参加者に送ってくださったのです。
さらに、主催者さんからのコメントも一緒に送られてきました。
この主催者さんのコメントの熱量が凄くて、「自分はこういうのが好きだから、この作品の〇〇のネタが良かった」「こういうテキストの書き方がとても良かった」などなど、細かい部分までしっかり遊んで下さったのを強く感じる感想でした。
自分は作中に小ネタを仕込む事が多く、それに対して細かく気づいて貰えるのがとても嬉しかったです。(木久蔵ラーメンネタに気づいてもらえたのが特に嬉しかったです)

とても良いイベントだった

開催時に色々ありましたが、最後まで熱意を持って企画をやり遂げられた月泉きはるさんにこの場でお礼を申し上げます。
ここまで作品を大切にして貰えるとは思っていなかったので、本当に嬉しかったですし、今後の制作の自信にも繋がりました。
良い意味で裏切られっぱなしのイベントで、このイベントを通して出会った作品や作者さんも何人もいました。

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