モテるためには、モテるしかないのではないか?
こんにちは。「モテるLINE」「狙った異性を虜にする」「確実に告白されるコミュニケーション術」といったノウハウが特に婚活界隈おいて溢れているように感じます。
否定するわけではありませんが、私の感覚や経験からするとちょっと違和感を覚えてしまいます。以前からモヤモヤしていましたがやっと答えが見つかったような気がしますので、そんなことを書いていきたいと思います。
(今回は「男性が女性からモテる」ということを前提にします)
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■人間の生物的・歴史的・文化的観点から
我々人間も生物の一種です。すなわち、過去のある時点で生物が発生してから現在まで、進化と淘汰を重ねて強い遺伝子が生き残ってきています。例えば原始時代ならば筋肉があり獲物を獲ることのできる男や、環境の変化にいち早く対応できた男、頭脳明晰な男などの遺伝子が強いと言えるでしょうか。
そのころでしたら肉体や頭脳といったものが魅力としての尺度でしたが、文明ができてからはお金、権力、資産、職業などといった尺度にと変わってきました。元来、モテるとは遺伝子的な魅力である、と生物の歴史を通してインプットされているところに、ここ数千年で別な魅力が登場し、そして人間のアップデートが追い付かずに混同されているため、様々な問題が発生しているのではないかというのが私の推測です。
ただ、高年収であったり取得が難しい資格を持っていたりといった直接的な魅力は、頭が良くて体力がありハードワークができそう、という遺伝子的な魅力を補完するものでもあるので無意味というわけではありません。
大切なことは生物として刻み込まれていることと、それを間接的に示す事実とを分けて考えることのように思います。
■モテる前からモテるかどうかが決まっていた?
さて、遺伝的な魅力を間接的に伝えるために収入や職業、学歴があると書きましたが、どれも本当にそうであるかどうかはきちんと調べなければ分かりません。やろうと思えばいくらでも嘘をつけるからです。
それよりも重要で説得力があるのが恋愛経験があるか(=モテているか)、ないか(=モテていないか)です。
過去に恋愛経験があれば、少なくとも誰かが何かしらの遺伝的な魅力を感じていたという証拠になります。彼女がいる・既婚者ということが分かった途端にモテるようになる、というのはこのような理屈なのだと思います。
女性は男性と違って、あまりリスクを取りたがらない傾向があります。だれかの保証があって初めて安心して行動に移すことができます。例えば、インフルエンサーがどこどこの化粧品を使っているからそれに決めた、という話があります。
このように過去に彼女がいたことが、その人のことを保証し、モテに繋がるのだと思います。
ただ、過去に女性と付き合った経験があるから確実にモテる、というわけではありません。いい方の保証があるということは、何かしらダメなことの保証もある、という表裏一体でもあります。
不思議なことに女性にはいい方の保証かダメな方の保証か、感覚的にわかる(おそらく、強い遺伝子を受け取るため女性にインプットされている)みたいですので、自分の魅力を発揮しながら一人の女性を大切にするような恋愛経験がモテるためには必要になります。
保証だけではなく、過去に恋愛経験があるか・ないかも何となく勘付くようです。
■経験を積むにはダサくなるしかない
このように、モテるためにはまず恋愛経験を積む必要があるため、とにかくゼロをイチにしなければなりません。ただ、このイチにするところが非常に苦しく、ダサいのです。でもそれを受け入れて反省して乗り越えてこそ、漢になれると私は思います。失敗もあるしお金も時間もかかる。でもそれこそ「経験」なわけで、人生において無駄にはなりません。
とは言っても、むやみやたらに突っ込んで玉砕しても何の成果も得られませんので、私なりに考えて実行した下準備をいくつかご紹介したいと思います。これらの下準備をして少しでも自信を持てれば、いざ女性と会ってもオロオロしないと思います(多分)。
1、筋トレや運動
遺伝的な魅力を感じてもらうためには筋肉が欠かせません。しっかり食べて筋トレや運動を継続的にすることによって健康で力強い体にしましょう。何をするにも健康が一番ですし、筋肉は裏切りません。
2、美容室に行き髪の毛を手入れする
肉体改造しながら髪の毛も整えましょう。私は以前、伸びた時にカットしてもらう程度であまり気にしていませんでしたが、お店を選びなおして今は月に一度くらいの頻度でずっと同じ方にカットしてもらっています。しっかりとしたお店選びをすることで仕上がりもいいですし、色々と教えてくれます。料金は以前より上がりましたが、満足度と費用対効果は大きいと感じています。
また、シャンプーやコンディショナーもコスメに詳しい妹に聞いて、今は韓国の某ブランドのものを使用しています。
3、無難なファッションをする
ファッションに自信のない人ほど、マイナスポイントをどれだけ減らせるかが重要です。ユニクロなどのファストファッションで、無地のものを合わせるだけで最低限はクリアできるはずです。
いや私もファッションに関しては全くの素人で、説得力はないんですが。
4、自分を客観的に見て改善していく
これが一番大切かつ難しく、なぜダメだったか、何を改善したらいいか、どうやって次に活かすか、これをひたすら繰り返します。ビジネス的にはPDCAサイクルとも言いますね。
私も過去の恋愛を思い出すと頭を抱えたくなりますが、多くの人が通った道です。失敗から学び、着実に成長していきましょう。
■どこまでモテを求めるか
一生モテたいということであれば話は別ですが、婚活においてはどこかで誰か一人と一緒になる時が来ます。しかし、モテのサイクルが回れば回るほど、もっと美人と付き合えるのでは、もっと若い人と付き合えるのでは、と欲が出てやめられなくなるのもまた事実です。
私は婚活という文脈で書いていますので、ここでの目的はモテることではなくて結婚したいと思える人と出会うことです。モテることはあくまでも手段です。どんな人と出会えればいいのかと目標を考えることは、色々な人に出会っていく中で見つけていくことも「経験」の一つでもあると思います。
■最後に
正直、私は恋愛経験が少ない人にマッチングアプリはおすすめできません。自分の経験から、あれは恋愛強者が強すぎて恋愛弱者は全く敵わないと思ったからです。私はモテないループがさらに加速してしまいました。
恋愛経験が豊富で文面から空気を読み取り、適切なタイミングで適切な連絡ができ、常に女性を喜ばせられるような提案ができる人でないと難しいと感じています。
私のようなあまり恋愛経験がない人間は、外でたくさんの接点を作ったり、ツイッターで自分のことを発信しながら色々な人とやり取りしたりと、ちょっとずつ女性に慣れながら、人柄から入るような戦略の方がいいように思います。
そこで恋愛経験を積むことがモテへの第一歩ではないでしょうか。
質問箱なるものも用意してみましたので、何かご質問などある方はこちらからお願いします。
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