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その差は微々の話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

圧倒的な差、という話を前回させていただきました。

一位と二位では、圧倒的な差があるのでしょうか。世界大会で一位と二位では得点にして1点の差だったとします。それは圧倒的な差といえるのでしょうか。それはその競技や学問、種類によって違ってくるのでしょうか。1000点のうちの1点と10点のうちの1点では違うのでしょうか。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

どうなのかはよくはわかりません。しかし、1点という差はついた。ということです。

そこでは圧倒的な差なんてことはどうでもいいのかもしれません。

差がつくことの意味がある。ということです。

一位と二位ではその差はわからないくらいの差かもしれませんが、この1点の差でその大会に出場できない。なんて予選があったりなかったりすれば、この1点はとても大きな差で圧倒的な差とも言えたり言えなかったりします。

たかが1点です。

1000点のうちの1点です。それで本大会にすすめない1点です。

予選の決勝で敗退。という言葉と、本大会の一回戦敗退。という言葉はずいぶんとイメージが違ったり違わなかったりします。

圧倒的に違うかと言えば、圧倒的に違うかもしれません。

本大会一回戦敗退。と言わなければ、本大会出場。なんて言葉にすれば圧倒的に違います。圧倒的な言葉の差がうまれます。

となると、1点は圧倒的な差があります。一位と二位では予選という冠がつけば一位と二位は圧倒的な差がうまれることもあったりなかったりします。

予選でその差がうまれるのならば、きっと本大会でもうまれているはずです。

日本一高い山は、富士山とみんなが覚えているけれど、「では二位の山は?」なんて質問にはみんな答えられない、圧倒的に答えられない人が多くなる。なんてことになったりならなかったりします。

ちなみに、北岳3193mで富士山と比べると500mくらいしか差はありません。1点が圧倒的ならば500mは圧倒的と言っても過言ではありません。

しかし、これが1mの差だったとしも、きっとみんな覚えていない。のだと思ったり思わなかったりします。

横に並べれば、どっちが高いなんてわかりません。4000m近くの1mの差です。分かるはずもありません。

231cmの人と230㎝の人がいてもどちらが高いなんてわかりません。

しかし、231㎝の人はきっと何かしらのことで覚えているはずです。

圧倒的におぼえられます。

その差なのかもしれません。

涼しくなりましたね、なんて会話から始まるので、このあたりで。


ありがとうございます。

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