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第一優先課題の話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
どちらの値上げいい、という話を前回させていただきました。
「どちらの値上げがいい?」なんて聞かれても、「いやどちらの値上げも嫌です」と答えたくなる問いです。二択ではなく三択で値上げはしないというところも作って欲しいものです。というのは消費者側の見解で答えです。生産者側、経営者側の立場にたって見ると答えはかわってきます。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
値上げするのが、経営者の難題なんて言われいていたりいなかったりします。
値上げをしたことによって客足が遠のき経営を圧迫するなんて話です。
値上げをしなくても売り上げは上がるが利益が下がり経営を圧迫するなんてことでもあったりなかったりします。
忙しいのに儲からない。とは何とも言えません。
そりゃ安い店には人が集まりますからね。1人で商売なんてしているならば人件費を度外視にして考えれば利益は確保できている。なんて考え方もできますが、それが健全かはわかりません。
それならば、客足は遠のくかもしれないけれど値上げをと考えるのが普通の経営者です。
第一優先課題を解決することが経営の基本なんて話です。
この課題を解決しようとすると、解決方法によってはそれよりかは小さな課題が2つや3つ出てくることは容易に想像できます。
それに二の足を踏んでしまうと、何も解決しません。
第一優先の課題を解決してからそちらを解決していけば良いというのが経営です。
値上げで解決する。という判断で、致命的に客足が遠のくような値上げ幅だと何の解決にもなっていません。
その加減が難しいなんて話です。
大手チェーン店ならば、本当は100円上げたいけれど一気に上げてしまうと致命的になる。なんて考えで小刻みに20円づつ上げていくなんてことです。
客足が遠のかないようにと少しづつ上げる。
それでも客足は遠のくこともあったりなかったりします。その時のためにキャンペーンや新サービス、新商品なんてものを用意し新たな課題を解決する。なんてことです。
この値上げも、一律ではなく人気商品は据え置きにし、効果価格のこの商品を値上げでカバーをする、それとも全商品均等に値上げをする。どちらがいいなんて話もあったりなかったりします。
なかなか難しい値上げです。
しかし、ダイナミックに新商品や新サービスなんてものができるのもこんな時期なのかもしれません。
人件費削減でロボットやタッチパネルを導入するなんてことは普通に経営が出来ていれば考えなくてもよかったものです。
曇り空だけどなんとも過ごしやすい季節なので、このあたりで。
ありがとうございます。
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