おとろえる感覚の話
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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!
声紋ってどんなもん、という話を前回させていただきました。
声紋とは声を周波数で表したものです。人が聞き取れない周波もありますから、歳を重ねると聞き取れない周波があります。若い人に聞こえるけれど中年になれば聞こえなくなる周波があったりなかったりします。目が歳を重ねるとピントの合わせる機能が悪くなり近くのモノがぼやける。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。
いわゆる、老眼と呼ばれるものと同じような感じでしょうか。
となると、きっと、鼻、嗅覚だって衰えていることがあったりなかったりします。歳を重なることで衰えて、匂いの違いがわからないなんてことがある感じでしょう。しかし、何の不便も違いもわかりません。
耳も聴覚も聞こえていたモノが聞こえなくなったことに気がついていませんけれど。
舌で感じる味覚も、衰えています、きっと。これはデータがあり60歳代くらいになれば、10歳代20歳代の約20倍くらい味覚が衰えているみたいです。甘いものと塩からいものとかでその数値は違うみたいですが、衰えています。
それも気がつきません。
若い人がつくったモノがお爺ちゃんお婆ちゃんが食べると、味が薄いなんて、健康のことを思って薄くしてくれているのはわかるけれど、薄すぎるなんて会話がある食卓でなされていたりいなかったりしますが、ただただ、味覚が衰えているだけかもしれません。
それを知識で知ったところで薄いものは濃くは感じれません。メガネみたいな補助的なモノもありません。
しかし、人間はなれる生き物です。食べ物も毎日、薄味のものを食べていれば慣れて、それが薄味なんて感じなくなります。
入院などをして初めは病院食が「薄味だ。」なんて思っていたけれど、ニケ月もそれを食べ続ければ、その頃には、薄いなんて全く思いもしません。そこから退院して外食をするとめちゃめちゃ濃く感じたりします。
つまりは二ヶ月くらい食べ続ければ味覚はなれます。
しかし、逆の場合が多い感じでしょうか、味付けが薄いからとたくさんの調味料を加えたりするのが人の性かもしれません。
辛いものが平気だと言う人も、これでもか、と七味などをうりかけているのも、辛さになれていった感じでしょうか。
意識的にそこはセーブをしなければ体には良くない気もしないでもないですね。味覚は満足しても、そのつけを払うのは体ですから。
しとしと雨が気温を下げるので、このあたりで。
ありがとうございます。
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