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辛いは辛いの話

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

辛い経験、という話を前回させていただきました。

辛いと辛いでは同じ感じです。カライのかツライのかわかりません。文章で「このうどんはとても辛い。涙がこぼれてきた」と言う一文があったとしてもカライのかツライのかはわかりません。ツライときもカライときも涙はこぼれますからね。しかし感情的にはまったく違います。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

カライ思いもツライことですが、一日中カライことはありません。甘いもので口の中はなんとか中和できます。カラダはホカホカと一日中するかもしれませんがカラくはありません。

しかし、ツライことは一日中どころか、一週間もツライ感覚があったりなかったりします。ときおりふとしたときにツラくなることもあったりなかったりします。

なぜ同じに漢字になったのでしょう。

調べはするものの、諸説がありコレっというモノがあったりなかったりします。「中国から日本に入ってきたときに聞き間違えた」「そもそも日本では常用漢字としてひとつは認めていない」「味覚じゃない」などなど、「ホントは微妙に違う」と言うのはありませんでしたが、どれもそれっぽくてそれではない感じがします。漢字がします。

ツライとカライは明確に違いますからね。みんな気づいています。日本の正式な立場では明確に違うことを宣言していたりいなかったりします。

「勘定高くて抜け目のない」なんて意味の「世渡りが難しい、暮らしにくい」なんて意味の「世知辛い(せちがらい)」なんてもうツライと言う意味合いです。

勘定高くて・・・なんて、もうカライの要素は何もありません。

しかし、辛いとかいてガライと読みます。昔はセチヅライなんて読みだったのでしょうか。セチヅライは言いにくいから変化したのでしょうか。

あるいは、どちらでもよかったりするのでしょうか。しかしの日本の公式な立場ではどちらかは漢字として用いませんから、日本の公文書としてはどちらかの読みになるので、カライになったと言う感じでしょうか、漢字でしょうか。

でもでも、日本の公式なも読みとしては、辛いはツライなのでそれもまた違ったりします。

太陽が西へと沈んでいきそうなので、このあたりで。


ありがとうございます。

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