私にとっての推しってどういう存在なのだろう？

　こんばんは、ここ最近1週間くらいずーっと頭の片隅でこの記事のタイトル通り「推し」ってどういう存在なんだろうな、と考えていたらスマホを紛失して死にそうになりながら、なんとか生き返りつつある私なんですけれども。え、前置きが長い？まあいいじゃないですか。明日お休みの方は、これを流し見でもしてください。※スマホは無事戻ってきました。

　この問題について考えたきっかけというのは、これを読んでくれてる方はだいたい検討がつくかなと思うのですが、ポルノグラフィティの公式ファンクラブ”Love up!”の20周年をお祝いする会報企画でのことなんですけれど。　この企画の大まかな趣旨は、ファンのポルノグラフィティに対する偏愛ぶりを語ってくださいというファンにとっては、嬉しい反面恥ずかしくもある企画内容です。その企画の中の1つに、ポルノグラフィティへの愛をイラストや絵で表現してください！というものでした。

　ファンアートを趣味としているあきはるさんにはめちゃぴったりな企画じゃございませんか！！！！と思うのでしょうけども。ちょっと悩んでしまったわけです。まず、ファンアート自体、別に悪いことでもないですが、好きじゃない人もいるわけです。ラバップはそこのところどういう風に考えてるのかよくわからんなあ。と思って。「芸術家ラバッパー」と名前まで付けて大募集している感じも、いやハードル高い。。。ってちょっと思ってしまったよね。

　お祭り企画だから全然良いのでしょうと思いますし、私もいいなあと思って一作品送ってますけど！そもそも、絵を描くという行為が大好きなわけで、それで自分の大好きなものを応援したい！という気持ちから私の場合ファンアートが始まっているので、この企画めちゃくちゃに推しているのです。気軽に、もっとたくさん送りたいなという気持ちがあるのですが、果たしてそれはポルノグラフィティにとって喜ばしいことなのか？ともなぜか思ってしまっている自分がいます。それはきっと、たぶん、以下のような思いが頭をぐるぐるしているせいなんだと思っています。

「推しというものに対して、私は認知されたいのか？」

答えは、今は「イエス」が80％、「ノー」が20％です。

　そりゃ、私が大好きなポルノさんが、私のファンアートをみて「こんなに素敵に描いてくれて嬉しい、ありがとね！」って言われたら嬉しいもの。いつかは見てもらえるのかな、なんてすごくぼんやり考えていたから。「ノー」な理由としては、私がまだ最高にかっこいいポルノさんを描けてないから。なんです。まあ、Twitterで公開してる時点で、本人たちにもろ見られてるだろうなって思いますし、そう思いながらいつも描いてるのでいいんですけど。あとプレゼントでいくつか絵を送ってるし…

　※ここまでの話は一個人の見解なので、批判とか否定とかじゃ全くないです、むしろウエルカムなので。だって公式が公にファンアート認めてくれたってことじゃないですか。ただ、Twitterとか見てると送るか悩んでる人も結構いたから、もっと気軽に送っていいんだよって気持ちです。だって因島とかすごく愛にあふれたファンアート作品でいっぱいじゃない。

　そんなことを考えていたら、私の中でファンアートというものの捉え方が変わってきて。というか、変わってきたことに気づけました。

　今までは、ポルノさんを自分が好きなことで応援したい、という気持ちが大きかったのですが。ここ数年、いろんな人にイラストを見てもらえるよういなってからは、「もっと、イラストがうまくなりたい、おしゃれなイラスト描けるようになりたい。」の気持ちのが大きくなっていたんだと思いました。あくまで、メインはイラストであって、イラストで表現する際のモデルとしてそこには私の好きな「ポルノグラフィティ」が存在している感覚です。もう、応援したくなくなったとかそういう話ではなく、やっぱり、私は絵を描くということが、何よりも大事で、好きなことなんです。音楽を聴くことよりも、大事。でも、ポルノグラフィティは推しなんだろうなと思います。

　そういった考え方だともうファンアートとは呼べないのかもしれないですけど、絵で少しずつではあるけれどお仕事も増えてきて、作家として頑張っていきたいなと思っているところで（詳しくは前の記事で）、今まで「イラスト」と「絵画」は別の気持ちで描いていたのが、だんだん私の中で一緒になってきています。だから、もっと今までの自分の絵画的な要素をイラストにも取り入れたいなと思って試行錯誤しているんです。前のクロッキーとかね。

　だからこそ、このタイミングでのファンクラブ企画が、嬉しくもあり、複雑な気持でもあります。結局のところ何がしたかったかというと、晴一さんが”キミ”を探しているように、私も”推し”について本気出して考えてみた。というわけです（また、まとまりがないですね、あと本当に自分にとっての推しって何なのか答えが出てない気が…）。

今日もまた、最後まで読んでくださってありがとうございます。

明日はきっといい日ですよ！ではまた。

あきはる